5月 23, 2011

未知の力

先週の日曜日、私の留守中にサナギがいきなり自分の部屋を片付けた。それも、かなり徹底的に。あまりにも見違えたその部屋に本人自身も驚いているのか、部屋に入るたびに毎回「きっれー!!」と叫んでいる。

今までどれだけ言っても全く片付けなかったのに、片付けた上に掃除機までかけていた。いったい何が起こったんだろう。何か未知の力が働いたとしか思えない。

そういえば、学校の学院際あたりからちょっと様子が変わってきていた。学院際での発表にむけて部活が盛んになり始め、本番を終えて、これを機に引退する先輩たちを送り出し、いよいよ新入部員を迎えるという段階になって、サナギの生活態度に変化が見られたのだ。

いつもむすっとして、あんまり学校のことを話してくれないサナギが、ある時こっちが引いてしまうぐらいの明るい声で、「もうすぐ中一ちゃんが入ってくるねんっ!」と嬉しそうに言っていた。自分に「後輩」ができるのが嬉しいらしい。

どうやら演劇部に憧れの先輩がいるらしい。自分もいつかそんな「先輩」になれるよう生活を見直している、と解釈できる...のかな?まあ何が起きているのかよく分からないが、とにかく先輩や友達の持つ影響力は、親の持つそれをはるかに凌ぐということが分かった。

なかなか青春している。

2 件のコメント:

  1. にゃぴ5月 25, 2011

    ありゃりゃ?
    コメントしたんだけどな
    二重になったらごめんなさい
    さなぎちゃん、偉いねぇ~
    憧れの先輩か~
    私たちにもあったねぇ、そんなとき
    中高一貫だから余計に先輩は大きな存在に感じられるのかもね
    うちのムスメはようやく高校生になり、出来ることが増えると思っていたのが、1年生に逆戻り。
    ちょっとぶーたれてます

    返信削除
  2. あれ?一回目のコメントは届いてなかったのかな?とにかく、ありがとう。

    さなぎの学校の演劇部は中学演劇と高校演劇に分かれてるみたい。受験勉強に専念したい人は中学演劇終わったらもう部活やめちゃうらしいよ。そういう人以外はだいたい高校演劇に進むみたいだけど。女子校だから、演劇といえばまるで宝塚。美しい男役のお姉さまたちにみんな憧れるみたい。危ない世界やわ(笑)。

    そっか、あぷちゃんは4年生になるはずが1年生になったってことだもんね。ま、普通はそうなんだけどねー。でも、あぷちゃんには素敵な目標があるからいいよね。

    返信削除