2月 25, 2009

見直し嫌い

結局、さなぎの「焦り」は一時的なもので、随分とスピードダウンしてしまい、また漫画三昧のぐーたら坊主に戻ってしまった。残念なような、安心なような複雑な気持ち...

それに伴って、私のウルドゥー語学習熱も、ちょっぴりスピードダウン。いや、子供のせいにしてはいけない、いけない。

それにしても、不思議なのは、さなぎが何か問題集などをやったあとに、答え合わせをしようとしないこと。友達の子供もそうらしいが、答えが合ってるかどうか気にならないんだろうか??こんなんでは、問題集をやっても意味がない。何の進歩もない。

と、ちょっと苛立っていたのだが、よくよく考えてみると、私も同じ。仕事で決算をし、申告書を作っても、見直しをしない。所長にチェックしてもらって、間違いを指摘してもらう。自分でも見つけられただろうに、というような単純な間違いがいっぱい見つかる。昨日など、「いっぱいありすぎて、どれから指摘していいか分からん」と言われた。こっちは仕事だから、もっと深刻だ。

やれやれ...

2月 10, 2009

渡りに舟

いやー、ほんとにびっくりした。ちょっと背筋がぞぞーっしたほど。

この前の日曜日、知らない電話番号からいきなり電話がかかってきた。「間違い電話かもしれませんが、もしかしてここは△△さんのお宅でしょうか」、などという怪しい始まりだったので、てっきり迷惑電話だと思い、最初冷たい対応をしていたら、なんと仕事の依頼だった。

10年以上も前、さなぎが生まれたばかりで、どうしても仕事が欲しいときに、イチかバチかで出しておいた履歴書を大事にとっておいてくれたのだそう。大阪にある翻訳会社。当時私は、ヒンディー語・ベンガル語・ウルドゥー語の翻訳・通訳が可能と書いていたそうだ(笑)。

あれから11年。私はすっかり方向を変え、簿記の勉強から入って、今では会計事務所で働いている。遠い昔の外国語のことなど、もうすっかり忘れてしまっている。でもでも!今は事情が変わった。もし本当にさなぎが中学校に合格してしまったら、高額の授業料を何とか工面しなければならない。どうしても収入を増やしたい。どうしよう、どうしよう、と考えていた矢先に、この翻訳会社からの仕事の依頼!

内容は、刑務所で、受刑者が書いた手紙(ウルドゥー語)の要点翻訳。今の状態では、はっきり言って無理。でも、何だろう、これが私の強みと呼んでもいいのかもしれないが(いや、弱みなのかもしれないが)、二つ返事で引き受けてしまった。仕事は来る4月から、とりあえず1年間。4月までに猛勉強して、何とかする(笑)。月に2回程度、年間30回こなせばいいそうだ。それなら、職場を休んでも何とかなるだろう。もしかすると、そこから会計方面の翻訳(英語)の仕事にもつながるかもしれない。そうなれば、職場の所長も歓迎してくれるだろう。

ウルドゥー語というのは、パキスタンの国語。この言語は面白い。実は、北インドの共通語であるヒンディー語と、パキスタンのウルドゥー語は、きょうだい同士のような言語で、日常会話レベルでは、ほとんど同じ言語。ただ文字が違うだけだ。ヒンディー語はインド伝統のサンスクリット文字で書き、ウルドゥー語はアラビア文字で書く。

昔、さなぎの父親と私は、一緒に翻訳の仕事をしていた。中東方面に輸出する電子レンジの取扱説明書を、英語からヒンディー語に翻訳する仕事。仕事をやっているとき、ウルドゥー語の翻訳者も探していると告げられた。あのときも、「それなら私ができます!」と即座に引き受け、引き受けてから、ウルドゥー文字を猛勉強し、とりあえず、パソコン入力できるようにした。ヒンディー語からウルドゥー語は、表記を変えるだけ。彼が英語からヒンディー語に訳し、それを私がウルドゥー語に書き直す。一度の翻訳で、2倍の収入が得られたのだ。

あの頃、付け焼刃で覚えたウルドゥー文字を再び思い出さねば。今度は夫の助けもない。でも、お金が要る。どうにかするぞ!幸い、あの当時、火事場の馬鹿力で一気に揃えたウルドゥー語の辞書など(日本での入手は極めて困難)、全部置いてある。

渡りに舟とは、まさにこのこと。10年以上も眠っていた私の履歴書が、本当に必要なときに目覚めてくれた。どこかで誰かが見ていてくれて、必要な配慮をしてくれているとしか思えないタイミングだった。その誰かに、心から感謝!

ところで、昨日ネットで色々ウルドゥー語関係のサイトを探していたら、富山県警のホームページに行き当たった。ウルドゥー語で読めるなんて、全国で初めてなのだそうだ。富山には、日本海沿岸にパキスタン人街があるという。美味しいカレーも食べられるらしい(笑)。

2月 07, 2009

さなぎは走る!

昨日のつづき。

さなぎは焦っている。どれぐらい焦っているかというと、なんと、学校から毎日走って帰ってくるほどなのだ(母の証言)。頭の中には常に「間に合わない!」という言葉があるらしい。家の中でも走るように勉強している。帰ったらすぐ、問題集に向かい、晩御飯までやりまくる。朝は5時にしゃきっと起きて、朝ごはんまでやりまくる。そして、1時間に一回、必ず、「やっぱりあかんのんちゃうやろか。間に合わへんのんちゃうやろか」、と訴える。燃え尽き症候群で、病気になるのではないかと心配する。つい先週までは、一日中寝転がって、漫画を読みまくっていたのだ。何がどうなっているのか分からない。

たしかに、さなぎは、もうすぐ6年生。目指すは超難関の学校。というのも、私や妹が行った国立の中学校(国立大の附属中学)は、再編成中とかで、いま受験できなくなくなっているのだ。(ここが受験できれば、一番良かったのだが。)かといって、普通のお嬢様学校を受けたのでは、ますます北大から遠ざかってしまう。ということは、選択肢はひとつしかない。古い伝統をもつ女学校で、中学入試が、ずば抜けて難しい学校。今から始めたのでは、とうてい間に合わないような学校なのだ。つまり、よほどの覚悟で、集中して勉強しなければ無理。

でも、塾には行かさない。本人も、母(ばーちゃん)も、「塾に行った方が...」などと言い始めているが、私は反対。問題集と、赤本(過去問)と、模擬試験だけで、どうにか頑張って欲しいと思っている。なんとか自力で。もちろん、私も、母も、妹も、協力は惜しまない。さてさて、どうなることやら...

昨日、大阪地方裁判所の前を通ったら、紅梅が満開だった。朝の冷たい空気に、何ともいえない高貴な香りをいっぱいに放っていた。ああ、春なんだ!さなぎといい、梅といい、時期が来たらちゃんと自ら変化する。その不思議さに、いつも驚く。

2月 06, 2009

転機?

立春も過ぎ、気のせいか、寒さが身体の芯まで届かなくなってきた。まだ寒いのは寒いけど、身体の表面だけ。季節は確実に移っているのだ。

いきなり斬新なヘアスタイルにしたさなぎは、これまた急にとんでもないことを言い出した。なんと、中学受験したいと言い始めたのである!私は中学受験には反対だった。なぜなら、私も妹も中学受験組で、地元の中学校へ行かず、その負の面をよく知っているからだ。頑張るのはもっと後でいい、今はまだのんびり好きなことをして遊んでいればいい、と思っていた。

ところが、どこからか地元の中学は荒れていて、いじめ等もすさまじく、行っても勉強が出来ないという噂を聞きつけてきたらしい。突然、地元の中学に行きたくないと言い出した。今のところ、さなぎの目標は獣医さんである(『動物のお医者さん』の影響)。よって、目標は北大の獣医学部。いい高校に行かないと、北大には行けない。そのためには地元の中学に行っていたのではダメだ。というような単純な発想らしい。

目標はおそらく変わるだろう。それに、「いい学校」って何だろう?自分さえしっかりしていれば、どんな学校に行こうが勉強は出来るだろうし、北大へも行けるだろうに。しかも、人生、勉強以外にも大切なことはいっぱいある。そして、何より、私にはお金がない!私立の学校なんて、とんでもない!!

と、いろいろ抵抗はしてみたものの、さなぎは一度言い出すと譲らない。どんどん自分で計画を進めて、母(ばーちゃん)を巻き込んで、前に進んで行っている。そのエネルギーはものすごく、病的なほど。一種の躁状態となっている。一体どうなるんだろう...