1月 10, 2011

難しい年頃?

サナギは写真を撮られるのが嫌いらしい。せっかくの誕生日なのに記念写真はなし。私もどちらかというと、写真にうつるのは苦手なので、お正月も、ちゃんとした人物写真は一枚もなし。それにしても、サナギの写真があまりにも少なすぎる気がする。アルバムを見たら、タマジばっかり...

近所の小さな小さな神社

近くの神社にお参りに行った。そのときも、サナギは家でひとり留守番。もうあまり家族と行動を共にしない。なんでこんなに独りで突っ張ってるんだろうと、ちょっと心配になる。

来年の干支の辰
 

サナギの寝起きの髪の毛、
神社の龍に似てる...
(これが唯一のサナギの誕生日写真)
 
元日の朝日を浴びるタマジ

タマジは、いつでも素直に撮らせてくれるので、ついついタマジが被写体に。サナギの場合は、カメラに向かってにっこり微笑むなんてまず有り得ない。レンズを向けるだけで露骨に嫌がる。写真を撮るには、不意打ちで呼んで撮るか(あとでめちゃめちゃ怒られる)、彼女が何か動物(馬とかタマジとか)と一緒に居るときに、私がその動物を撮るふりをして、そこにこっそりサナギを入れてしまう、といった隠し撮り的なやり方しかない。自分の子を撮るのに、なんで隠し撮りせなあかんの!と思いつつ(笑)

家族に対して付き合い悪いし、写真は撮らせてくれないし、漫画やパソコンに向かってばっかりで勉強は全然しないし、笑顔も見せてくれないし、ろくに口もきいてくれないし...

中学生ってこんなもんなのか?? なんかすごく心配。

1月 05, 2011

仕事始め

年末年始、思いきり怠惰に過ごし、しばし幸せ気分を味わったが、2日にサナギが帰ってきて、妹一家がやってくるというので、元旦から急に大掃除とおせち作りに精を出していた。急に人口密度が高まって、てんやわんやの冬休み後半。どっと疲れた。

けど、やっぱりお正月は人数が多い方が楽しい。

それももう終わり。今日から仕事。普通の生活に戻る...はず。


蝋梅(ロウバイ)

近くの神社に初詣に行ったとき、ロウバイの花が五部咲きで、冷たい空気に素晴らしい芳香を放っていた。少しもらって帰ったら、雑然としたわが家の空気を、凛とした香りで引き締めてくれた。

この蝋梅という花、もしかすると全ての花の中で一番好きかも。と、この季節になるといつも思う。

1月 01, 2011

新年

あけましておめでとうございます



去年はサナギが中学に上がり、時間的に余裕ができたにもかかわらず、特に何をするともなく過ぎていった。今年はひとつ、自分の将来を見据えて、その方向づけとなるような活動を始めたいと思う。具体的にはまだ見えていないけど、これまでもそうだったように、絶えず求めていると、そういうものは何か突然向こうからやってきてくれると思う。それを見逃さないようにしっかりアンテナを立てていよう。

京都加茂川のユリカモメ

去年はけっこう本を読んだ。エンデの『モモ』に始まり、数学者の藤原正彦、あさのあつこ。あさのあつこには随分はまった。そして、年末に集中的に読んだ岸恵子のエッセイ。

女優の書いたものを読むなんて、私にしては珍しいことなのだが、ふと出会った岸恵子の作品は、なぜか自分にしっくりとなじみ、意外にも意気投合してしまった。実は、この人の映画やドラマは見たことがない。でも、文章を読むかぎり、ものすごく頭の切れる人だと思う。何でも、若い頃は作家志望だったとか。

色々と共感できることがある。港町出身者特有の冒険心や好奇心。まずとにかく動き出して、あとから考えるという性格。外国というものへの抵抗のなさ。外国人との結婚、離婚。その離婚のときよりも、のちに彼に死なれたときの方がよっぽど辛かったこと。ユダヤやイスラムといった、世界のややこしい問題へのストレートな関心。

でも、何より私が共感を覚えたのは、彼女が常に抱いている独特の孤独感。彼女はそれを「アンコミュニカビリティ」(=incommunicability)と呼んでいるが、それは決して悲壮な感じの孤独ではない。むしろ反対にある種の温かさへとつながるものだと思う。人と人との意志の通じなさ。女手ひとつで大切に育ててきた娘とさえ、心の奥底は共有できない。本当はみんなひとりぼっち。そういうことを承知した上で、人と交わり、楽しみながら生きていくことの味わい深さ。人間のほんとうの姿を勇敢に、しっかり覚悟している人なのだ。孤独を味方につけた人は強い。

賀茂川の白鷺・アオサギ・ユリカモメ・鴨

やはり戦後の貧しさ、悲惨さを経験した人は強いと思う。かといって、ああいう悲惨さを無理やり経験することもできない。芯のしっかりした人間が育ちにくい社会だと思う。でも、いつどんな状況になっても生きていく覚悟だけは今の人にもできると思う。

草木にしろ、鳥にしろ、動物にしろ、独力で生きている野性の生き物の美しさといったらない。生きている間に、自分も、少しでもそれに近づけたらと思う。

何かちょっと力んだ念頭の挨拶になってしまいましたが、それは、自分のこの怠惰な年始のありさまの反動で...(笑)本当に気持ちが引き締まった人は、こんなこと、わざわざ言葉にしないんだろうなと思いつつ...

何はともあれ、今年もよろしくお願いします。