1月 05, 2007

冬眠という神秘

タマジのことばかり書いているが、実はうちには他にも人間以外の生き物が住んでいる。オオクワガタ2匹(つがい)と、ミドリガメ1匹である。オオクワガタは、職場の所長にもらった。ミドリガメも、友達からもらい受けた。いずれも、タマジと同じ、大阪生まれの神戸育ち。

オオクワガタが冬眠するのは分かる。なんとなく、土にもぐって寝ている姿が想像しやすい。でも、問題は亀ちゃん(未だ名無し)! 何しろ、爬虫類がちょっぴり苦手な私は、亀を飼うのは初めてで、その生態がよく分からない。気温が下がり始めた頃から、めっきりエサを食べなくなった。その後、全くエサを食べなくなってから、もう1ヶ月近く経つ。排泄物もない。まさか死んでいるのでは??と思い、おそるおそる中(水を少し張った水槽の中に置いた「クリープ」の瓶の中で寝ている)を覗いて、つっついてみると、生きている。やっぱり冬眠しているんだろうか。この亀ちゃん、まだ甲羅の大きさ5センチぐらいの子亀。もしかすると、初めての冬なのかもしれない。

虫ならまだしも、ある程度の大きさの生き物が、何も食べずに何ヶ月も眠り続けるというのは、こうやって目の当たりにしてみると何とも不安なものだ。時々、死んでないか確かめたくなる。いや、ほんとに途中で死んでしまうかもしれない。でも、亀にしたら、これが普通なのかもしれない。冬眠中だから、放っておけばいいのか。あるいは、何かしてやらないといけないのか、いま途方に暮れている。上野動物園で熊の冬眠が見られるそうだ。たずさわるスタッフは、きっとドキドキものだろう。

思えば人間も同じかもしれない。人間だって、何もせず、摂取するもの、排出するものを極力減らしてひたすら眠るという状態になることがある。他の人から見て、時にそれは「うつ状態」と呼ばれたりすることもあるだろう。名前は何であれ、要は「冬眠」に近いものなのだろうと思う。きっと、何か厳しく辛いものを命がけで「やり過ごす」姿なのだ。周りの人はうろたえる。どう接して良いのか分からなくなる。本人もそうだろう。人間にも冬眠する個体があると考えた方がいいのではないか、という気がする。

2 件のコメント:

  1. 初コメント、うまくいくでしょうか…どきどき。
    私もプチ冬眠と申しますか、寝倒す日があります。食べないでひらすら眠ります。寝すぎて頭痛がするようならまともになった証拠。
    その前にはすごい仕事とか、緊張状態とかがあるわけで、プチ冬眠で弛緩するというか、バランスをとっているのかなあ、なんて勝手に思っています。
    それを動物にあてはめてみると、弱肉強食の動物の世界は、想像以上に緊張を強いられているのかも…!?油断すると命がなくなっちゃいますもんね。

    金魚を水ごと凍らせて、解凍したらまた泳ぎだす…っていうのもなんだか神秘を感じます。

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  2. 初コメント有難うございます!

    そうですか、ゆみごろうさんも冬眠しますか... ふだん快活な人って、するのかもしれないですね。日記から勝手に想像するに、ゆみごろうさんは、すごく上手にこまめに冬眠なさっているのでは?(笑)あ、だから「プチ冬眠」か。 

    東京というのは、きっと敵だらけのジャングルのようなところなのでしょうね。油断してるとすぐ人にぶつかったり。それに、大学で教える仕事って、真面目にやるとものすごくストレスがたまると思いますよ。いまいち成果が見えないというか...プチ冬眠、ぜったい必要ですね。

    金魚の話は知りませんでした!不思議ですね~ いやほんと、変温動物は神秘的です。亀ちゃん、いぜん寝てます(と思ってるけど、死んでたらどうしよう...)

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