1月 17, 2015

大阪のおばちゃん

大阪駅から職場まで歩く途中に、ちょくちょく寄るデイリーヤマサキ(コンビニ)がある。最近やたらと増えた若い中国人のバイトさんに混じって、日本人のおばちゃんバイトさんが働いている。年の頃は60代といったところだろうか、小柄で明るい、典型的な大阪のおばちゃん。

そのおばちゃんが、すごくいい味を出している。和み系というのだろうか、決まり文句しか言わないほかの若い店員を尻目に、市場のおばちゃんみたいに客と気安くしゃべる。朝のピリピリした気分が、このおばちゃんとしゃべることによって、ふっと緩む。

先日、サラリーマンのおじさんが、このおばちゃんの担当するレジでタバコを買い、カードで払おうとした。機器に慣れないおばちゃんは、色々試したけど上手くいかず、挙句のはてに、「私これあかんわ。悪いけど現金で払ろてくれはる?」と言い放ち、おじさんは仕方なく現金で支払った。なぜか面白かった。若い店員なら、ここで焦ってしまい、無言で奥に消えていき、他の店員を呼んだりするところ。でも、この最強のおばちゃんは出来ないことをちゃんと説明して、ちゃんと素早く物を売った。ちゃんと口で説明してくれれば客もそんなに怒らない。要はコミュニケーション力なのだ。

そんな生身の人間同士のコミュニケーションに対する抵抗のなさが、大阪のおばちゃんの武器であるように思う。

最近、そのデイリーヤマサキがしばらく店を閉めて近くに引越し、店舗を拡大してリニューアルオープンした。店内をのぞくと若い店員さんが増えていた。こぎれいになった店には、もしやあのおばちゃんはもういないのでは!と少し心配したが、大丈夫だった。また前のとおり、いい味を出してちゃんと朝のレジに立っていた。

よかった。

2 件のコメント:

  1. コメントテスト、失礼しました。
    テストの方は削除なさって下さいねー^^

    大阪のおばちゃん、いますよねー、こんな人。
    コミュニケーション能力は、年齢と共にアップするのかもしれませんね!

    私も若い頃は、例えば御礼を言うにしても、
    (標準語で)「ありがとうございます」
    としか言えませんでしたが、最近は
    (関西弁のイントネーションで)「ありが‘と’う」
    (‘と’にアクセントがある)
    と言えるようになりました。

    今では行きつけのパン屋さんの女性店員さんにも話しかける始末です(汗)

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    1. コメント機能なおったみたいですね。よかった!

      そうですか、公一さんも大阪のおっちゃんになってきてるんですね。
      良いことです!

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