6月 24, 2007

果実染め

写真は、もちろん果実とは関係なくて(笑)、ただの、干した布団の中で休むタマジ。表情がもうすっかり大人に。来月はじめての誕生日を迎える。1歳になればもう立派な大人だ。

それにしても、快適な場所を見つける猫の能力には本当に感心してしまう。「布団のトンネル」の中は家の外でありながら涼しくて、風も通って、しかも安全。私も小さくなってタマジの横に入りたい!

さて、いつもチェックするスーパーの「見切り品」コーナー。近ごろ主役は、苺から梅に変わっている。上等な青梅が1kg、300円で出ていたので早速買って帰って、シロップ漬けにした。

梅を洗い、「へそのゴマ」みたいなヘタの部分を取り除いて、いったん冷凍庫で凍らせる。ガラス瓶に、凍った梅と氷砂糖を交互に入れ、何日か置いておくと、濃厚な甘みと酸味と芳香をあわせ持った「梅シロップ」が出来上がる。これを少し薄めて、氷を入れたら、ビタミンたっぷりの梅ジュースのできあがり。これからの季節に最適の飲み物だ。梅に感謝。

それと、今年はもうひとつ新しい果実漬けを作ってみた。これは妹の提案で、結果はまずまず成功。何かというと、家の前の立派な桜の木(たぶんソメイヨシノ)に成った、小粒のサクランボを使ったリキュール作り。作り方は簡単で、桜の実、氷砂糖、ウォッカ(何でもいい)をガラス瓶に入れて置いておくだけ。桜の実は、赤黒く熟したものだけを使う。そのまま食べればかなり苦い。でも、リキュール漬けにすると、苦みが和らぎ、桜の芳しい香りと深い赤紫色がウォッカに移って、素晴らしいお酒になる。そう、ちょうど「桜の精でお酒を染める」という表現がぴったりくる感じ。満足満足。

ちなみに、青虫は、これを「桜ウォッカ」として売り出そう!と言っている。競馬好きにはたまらない記念品になるだろうと。(※競馬好きにしか分からない話題)

ヤマモモが成ったら、こんどはウォッカの山桃染めをやってみたいと思う。

果実酒好きには、今はとてもいい季節。

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