10月 06, 2013

秋本番

朝、窓を開けるとキンモクセイの匂いが漂うようになった。

このたび兵庫県の農業講座(週1回で全7回)に出席することにし、すでに第3回まで終わっている。そこで色々考えたことがあるのだが、とりあえずは、時間がないので、いつものように最近の画像をまとめてアップしておくにとどめる。


大好きな野葡萄の季節がやってきた!

野の草花は、ちゃんと季節を察知して花を咲かせ、実を結ぶ。その営みに一種の崇高さを感じる度合いが、畑をやり始めてから増したように思う。

さて、畑は冬野菜に向けて準備が始まった。手始めにタネを蒔いたのは大根。長いのと、丸いのと2種類。最初は順調に発芽し、育っていた。

順調に発芽していた大根

 ところが、去年も被害にあったのであるが、今年はじめて名前を知った「ダイコンシンクイムシ(大根芯喰い虫)」という、その名のとおり大根の芽の芯を食べる虫(我の幼虫)がついてしまい、ほとんど全部の芽がやられた。大根の芽の成長点に向かって食べ進んでいくので、その虫がつくとほぼ確実に枯れる。見つけたら即、駆除しないとえらいことになる虫なのだ。

それなのに、下の写真。よく見ると双葉の端に黄色い卵がひとつ、ちゃんと産んであるではないか!!(今あらためて写真を見て気づいた。) 嬉しがって写真なんか撮ってる場合ではなかったのだ。このときに、ちゃんとこの卵を潰していれば、あんな被害にあわなかったかもしれないのに。ああ、やっぱり素人だ...

綺麗な新芽
が、すでにシンクイムシの卵が!
(左の葉の上部)
 というわけで、1回目の種まきは大失敗。でも、シンクイムシという新たな敵のことが少し分かっただけでも収穫と思わなければ。今は何事も勉強なのだから。シンクイムシ(芯喰い虫)と、ネキリムシ(根切り虫)、このふたつは本当に要注意!


1週間で無残な姿に...
(その後、全滅)



お彼岸の頃にちゃんと咲いた彼岸花


 最近は朝焼けがめちゃくちゃ凄い。それを楽しみに毎朝起きるとすぐにベランダに出てみる。すると、キンモクセイが香り、モズが鳴く。ああ秋だ~と思う瞬間だ。

最近の朝焼けは凄い!

 そして、そろそろ冬毛っぽくなってきたタマジ。相変わらずメタボ気味。

絡まってます

最近よく前足を突き出して寝ている



さて、難しいと評判の水茄子。本当にできるのかな?と半信半疑で、でももしできたら儲けもんと思い、タネを買って育ててみた。途中、水不足で死にかけたけど、大雨のおかげで見事に復活。初めての実をつけた。さっそくぬか漬けにして食べてみたら美味しかった。アクがなく、瑞々しくて、甘い。いま次々に実をつけている。でもやっぱり美味しいのか、よく虫が食べている。

水茄子ができた!


暑さに強いゴーヤは、この雨不足、猛暑に負けず、息長く実を成らせている。さすが。

ゴーヤはまだ元気


夏野菜が夏に成るとは限らないのだなあと去年も思った。私のペースだと、茄子も唐辛子も初秋にいちばん調子が出る。

伏見甘長とうがらし。ようやく調子が出てきた。

また改めて最近考えることなどメモっておこうと思う。今日は写真だけ先に。

2 件のコメント:

  1. 生きているものは綺麗ですね。でもって、さらに美味しかったりすると、もう言うことなしですね。画面の向こうから英気をいただきました。ありがとうございます。

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    1. ほんとうに、野菜や木の実など、見てよし食べてよし。もう有難すぎて、つい拝みたくなります。いつも変わり映えしないマンネリ画像ですが、見てくださって有難うございます!

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