4月 29, 2013

無題

朝起きて、すぐにベランダに出る。夜明けを感じて小鳥たちが次第に啼き始める。まず最初に、「ツツピー、ツツピー」と四十雀(シジュウカラ)。続いて、「キョロロ、キョロロ、キョロロ、ピッ!」とアカハラ。そしてスズメやウグイスが加わる。

小鳥たちが啼き競うなか、真新しい朝の光を浴びつつ、絹さやを摘む。絹さやも、絹さやの花も、周りの景色も、タマジの毛皮も、みんな朝日に照らされて金色に輝く。その金色に輝く絹さやで、お弁当のおかずを作る。ああ、これが幸せというものなんだなあ~と、ありがたい気持ちで一日が始まる。

こんな風に始まる日は、一日中調子がいい。


しばらくバタバタと忙しくて、日記が書けないでいる間に写真だけ撮ってあった。整理もせずに羅列しておく。


ベランダの絹さや

ベランダの絹さやはまずまずの出来。コリアンダーと混植していたおかげか、アブラムシの被害がまったくない。


絹さやの花。 手すりのむこうにタマジ。

朝のベランダでの作業には、タマジが必ずついてくる。タマジは早朝が一番元気。4時前に起きて、7時ぐらいまでフル活動。そして日中はひたすら昼寝。夜9時頃からまた元気になる。やっぱり夜行性なんだなあ、猫って。

新緑の中、朝日を浴びるタマジ

春の花も、だんたんとメンバーが入れ替わり、まだ寒い日もあるけど、季節は確実にうつって行っていることが分かる。

野生のポピーの群生。

線路のわきには、野生のポピーが咲き乱れ、街路樹のハナミズキも花盛り。ハナミズキがあまりに綺麗なもんで、つい電車に乗っていても窓の外ばかり見てしまう。サルスベリや、ざくろの新芽も、鮮やかなオレンジ色で美しい。


近所の山の野生の藤が満開に。

そして、気がつけば、大好きな山藤があちこちで咲いている!電車が須磨の海沿いを通るとき、山側にはたくさんの山藤が咲いている。山全体が薄い紫色に見えるほど。子どもの頃からの憧れの花だ。


畑の絹さやも元気になった。

藤やエンドウ、今はマメ科の花の花盛り。畑のえんどう豆もついに元気になってきた。たくさん実もつけ始めて、よかった。


下賀茂神社の新緑

先週、京都の妹のところに行ってきた。一緒に行った下賀茂神社の新緑の、あまりの瑞々しさに圧倒された。桜よりもバラよりも、何より美しいのはこの若葉!生命力があふれ出すような色だった。


カラスノエンドウ&スズメノエンドウ。大きさ比較。

畑のそばにスズメノエンドウがたくさん生えている。カラスノエンドウよりひとまわり小さい。できる豆も小さくて、それはそれは可愛らしい。キュウリグサにしても、スズメノエンドウにしても、なんでこんなに可愛いんだろう。


何の花だろう?石垣に生えている可愛い花。

石垣に、地味だけど可愛い花が咲いていた。風が吹くと一斉にふるえて、ムーミンのニョロニョロみたいだった。子どもの頃はこんな変な形の花は好きじゃなかった。でも、大人になるとやっぱり趣味が変わるんだろうか、こういう花も可愛いなあと思うようになってきた。


近所の山のツツジも満開。
裏山の野生のツツジも満開。園芸種の大きなツツジより、野生のツツジのほうが絶対に美しいと思う。この何ともいえない紫色!

 そして、ツツジの向こうから、スイカズラの蔓が伸びてきていた!この一見なんでもない普通のつる草の中で、あのうっとりするような香りが、もう着々と準備されているのだ。誰にも何の世話されなくとも、こうやって季節がくれば確実に伸び、開花し、結実する。野生の植物ってほんとうにすごい。

2 件のコメント:

  1. 朝のタマジの表情。
    下賀茂神社の緑。
    畑や裏山の花々。
    全てが揃ってます。
    素晴らしき日常です。



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    1. ほんとうに、日常生活には全てが揃っていて、
      お米のように、「主食」たる資格を備えていると思います。
      これらが日々、こころにとっての「たべもの」となって、
      私たちの健康を支えてくれているんでしょうね。
      失ってから分かるのではなく、そばにあるうちに
      感謝しつつ味わっておきたいと思います。

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