4月 18, 2010

マリア様とモスク

昨日は中学校の第1回目の保護者会だった。私立の学校というのは、私にとっては未知の世界。特に特定の宗教を柱にした学校など、まったく未経験の世界だ。

まず圧倒されるのは、いたるところに立っているマリア像。校舎の尖塔にイエス様を抱くマリア様、これは遠く離れたJRの電車からも見える。校内に入るとすぐ前庭のところにマリア様。もう少し入ると、中庭の中央にまたマリア様。校舎に入ると、また正面玄関にマリア様!講堂へ行こうと、違う棟に入ると、そこにまたまたマリア様!全部で何人おるねん!分身の術か何かのように、いたるところで出くわすマリア像に、ちょっと不気味さを感じる。(写真は、「中庭のマリア様」)

たしかに、神社やお寺にも像はいっぱいあることはある。でも、たとえばこっちにお稲荷さんのキツネ、あるいは仁王像、奥に行くにつれ、観音様、大黒様、弁天様、阿修羅像...という具合に違った存在が各所に配置されている。こういうのには日本人として慣れている。ところが、この学校ときたら、同一人物が、あちらこちらに配置されているのだ。これは理解に苦しむ。まあ、学校は教会じゃないわけだけど。

そして、次にびっくりしたのが、5月に催される学院祭に、各家庭3品ずつ、何か手作り品を出品しなければならないこと。しかも「材料費は3000円以上」。「以下」ではなく「以上」というところに注目した。手作り、しかもある程度の水準以上ということだろうか。まあ、ものづくりは嫌いじゃない(出来のほうは別として)ので、私はべつに構わないけど、そういうことの苦手なお母さんにはきついんじゃないだろうか。でも、特に誰も驚きの声をあげたりしていなかった。恐るべし!

というわけで、早速ビーズ、天然石、淡水パールなど買いこんで、3品作ってみた。もし売れ残ったら自分で買い取るつもりで、思いきり自分の趣味に合わせて。他の人たちがどんなものを作ってくるのか、まったくわからない。もし、これらが全く水準に達していなかったらどうしよう...それに、材料を全部使い切ったわけじゃないから、一つにつき材料費1000円もかかってないかも。まあそれは内緒。

学校を出て、そのままバスに乗り、つーっと西に行けば神戸の異人館街。その異人館街の西のはずれに神戸モスクがある。戦前から立っている歴史のある建物だ。

その近くには、「ハラール」(イスラム教徒向けの)食料品店が多い。その中の、Kobe Halal Food という、パキスタン人の経営する店が気に入っている。スパイス類の品揃えがよく、値段も安いからだ。

保護者会のあと、不謹慎にも、ついそちらの方に足が向いてしまった。特定の宗教を信仰していないというのは、何て自由なことなんだろう!

昨日の私のお目当ては、Kala Namak 、英語でブラック・ソルト。ヒマラヤで採れる岩塩で、結晶は黒っぽいが、粉末にするとほんのりピンク色。かなり硫黄の匂いがきついので、慣れないとびっくりするが、慣れるとやみつきになる。インドにいたとき、いつもこの塩を使っていた。この塩を使って調理すると、野菜が本当に美味しくなるのだ。ごはんにそのままかけても美味しい。まるで「卵ごはん」のような味になる。健康にもいいらしい。

中学校に用事で行くたび、神戸ハラール・フードに寄ってしまうかも。そして、私の中で、カトリックとイスラムが、どんどんイメージ的にセットになっていく...

2 件のコメント:

  1. acco-yoga4月 18, 2010

    幼稚園はキリスト系の私立の幼稚園で、先生や園長先生がすごく穏やかな素敵な人達で特に園長先生が保護者からすごく慕われてた。
    姉がキリスト系高校でよく郵便で機関紙や寄付の案内がきてたな~。
    本人は思いっきりスルーしてたけど(笑)


    きゃー、ブラックソルトが日本にある!
    インドではずっとこのお塩でした。
    この塩おいしいですね。ゆでたまごのにおいがするといいながら、ごはんにかけたり…
    今の在庫が無くなれば、そのお店にいけばあるんですね。
    さすが、神戸。
    白蝶さんに看護学校時代に教えてもらったジャイナ教かな、お寺も行ってみたいし
    行ってみよう

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  2. あ、やっぱり南インドでも、この塩だったんだ?タミル語では何て言うんだろう?ベンガル語では、「カロ・ナマック」だったけど。美味しいよね~、この塩。

    そうそう、三宮に行けば、ほとんど何でも揃うよ!たぶん大阪にもそういう店はあるんだろうけど。おそらく、神戸よりもっと沢山。

    でも、今度ぜひ一緒にジャイナ教の寺院を見に行こう!中まで入れるかどうか分からないけど...

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