1月 13, 2009

悲願

年末から年始にかけて、そして、昨日も、4度にもわたって、さなぎの散髪をやった。本当は一気にやって欲しかったらしい。でも、私にその勇気がなかった。いま、さなぎは限りなく丸刈りに近い状態。これがやりたかったのだそうだ。

そういえば、小さい頃、「おらを丸刈りにしてくれ!」と言って私を困らせた。とんでもない要求と思い、まったく取り合わなかった。冗談だと思っていた。今ようやく、その頃からの悲願を果たしたらしい。

どこからどう見ても男の子。せめて「フレンチショート風」に、どこかに女の子らしさを残そうとした私の努力もむなしく拒否され、「もっと、<女を捨てました>感を出したいねん!」と言われ、要求されるままに切り進むうちに、まるでルパン三世、モンキー頭に。

たかが11歳の女の子が、何が「女を捨てました感」だ!まだ女にもなってないのに!でも、確かに、ここ数年、身体の方は、めきめき女に向かって成長していっている。それが嫌なのだろうか?それとのバランスを保とうとしているのだろうか?

2 件のコメント:

  1. そういえば私も、中学生にあがるまで髪を伸ばすこととスカートをはくことをかたくなに拒んでいました。
    なぜか「女の子らしいもの」が苦手でしたねー。
    ブラスバンドでも金管楽器を選んだのは、男らしいから(笑)
    「普通の女の子」に対する強烈な反抗心とコンプレックスがあったような気がします。
    さなぎちゃん、おもしろいですね。将来が楽しみです!

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  2. chuさん、ありがとうございます。

    ああそうか、自分の中でのバランスということのほかに、周囲の女の子たちへの反発心の表われというのも、確かにあるのかもしれませんね。

    男性的な面を多く持った女の子の宿命なのでしょうか?(笑)

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