4月 16, 2007

ビーズ細工


大学のときの同級生が脱公務員をして、家でアクセサリー作りを始めた。去年初めて彼女の展示販売会に行って、すっかり気に入ってしまい、以来、彼女の作品ばかり身につけている。彼女の家まで行くのは遠いので、いくつかの品をまとめて郵送してもらい、その中から気に入ったのを選び、残りを送り返すという方法をとっている。今回その2回目を送り返したところ。

ビーズ細工をこよなく愛する私にとって、これは本当に幸せな出会いだ。貴金属や宝石などは、自分とは別世界のものだと思っているので、あまり身につけたいとは思わないが、ビーズは違う。お店で材料など見かけると、全部欲しくなる。実際、何度かネックレス作りにトライしたりもした。小さい頃も、かなり作った。ビーズ細工のトンボ、蝶々、指輪などなど... あの豊富な色のバリエーションと、独特の質感、形。もう見ているだけで、わくわくする。

前回は、私と妹の分のほか、青虫のピアノの先生へのお歳暮用にも購入し、喜ばれた。今回は、徐々に広がりつつあるファン(私がつけているのを見て、他の人も買いたくなった)のために、送ってもらった作品を行商人のごとく持って回った。口コミで、確実に顧客が広がっている。

まずは、近所の友達の家に持っていき、じっくり品選び。うちでは、タマジが大喜びしてしまう(玉状のものが大好き)ので、広げられないのだ。ひとつひとつ胸に当てながら、互いに評し合う。ああ!この日曜日の至福の時間!(小さな鏡の中で、いきなり皺くちゃばばあに遭遇してしまったのは、実はこの時だった。※「透視術」参照) それぞれ、気に入ったのをいくつかにしぼり、同封の伝票に品名・代金を書き入れて、一段落。とにかく安いので、安心して買える(笑)。そのあと、職場にも持って行って、大好評。

この方式、信頼関係がないと出来ないが、なかなか良いやり方だと思う。このビーズ細工のほか、もっと前から愛用しているものとして、友達の弟さんが脱サラして、北陸の実家で作り始めた「無農薬ブルーベリー」がある。これは特に、私の母がすっかり気に入ってしまっており、自宅用・贈答用として活用中。こんな風に、商業主義から外れた、知り合いの作る品々で、もっともっと生活を固めていきたいと思う。

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