5月 26, 2007
「別格の箸さばき」?
久々に青虫ネタ。 ただいま小学校4年生。習う漢字も増えてきて、宿題を全然やらない青虫は、漢字がものすごく苦手。でも、本(主に漫画)をよく読むだけあって、へんに語彙が豊富。というか、へんな語彙が豊富。 国語の授業で、最近習った漢字がずらっと書かれた紙に、それぞれの漢字を使った例文を自分で考えるという課題があるらしい。作った例文から、その子の日常生活がうかがえるので面白い。青虫の作った例文を見て、いつも大笑いしてしまう。いや、むしろ心配するべきなんだろうか。
以下、ある日のその紙から抜粋。
課題: 青虫の作った例文
「願」: かなわぬ願い (これはまとも)
「最」: 最も小さい (この辺まではいい)
「初」: 最初からダメ (なんかネガティブ...)
「散」: かみの毛が散っていく (なんで髪の毛?)
「別」: 別っかくのはしさばき (何じゃこれ?)
「望」: よく望は身をほろぼす
(ここで担任の先生のコメントが入る。
「よくこんな言葉知ってるね...」 ※「... 」がミソ)
「塩」: トマトはときどき塩からい (そうか?)
「以」: おまえはクズ以下だ (えっ!?)
「印」: 悪人の印 (別に「悪人」でなくても...)
「付」: 子もんが付いている (「指紋」のつもり)
「説」: 説明がふかんぜん (ネガティブ...)
「仲」: 仲直りなんかしない (「する」でもいいのに...)
「差」: 二馬身差 (たぶん先生には意味不明)
「季」: 季語が入ったはいく (妙に博識。でも誤り)
「節」: サクラの季節 (これはまとも)
相変わらず面倒臭がりで、お風呂のとき洗髪をいやがる。ある日。
「洗わんかったら、臭いし、友達に嫌がられるで」
「みんな、わんこぐらい臭いで」
(注:いまだに一人称は「わんこ」。これもちょっと心配...)
「でも、臭くない子もおるやろに」
「そんなん子どもらしくないねん。大人は臭いのを気にする。子どもは臭いのを誇りにする。そう覚えておいてほしい。」
と言い残して出て行ってしまった。ほんまにもう...
※写真は本文とは関係ありません。ただタマジの写真をアップしたかっただけ。ブサイクだけど、野良猫っぽくて愛らしい一枚でしょ?
5月 13, 2007
風薫る
外を歩いていると、どこからか良い香りが漂ってくる。いつも同じ匂いだ。職場の近くでも、家の近所でも。何だろう何だろうと、ずっと気になっていた。キョロキョロしながら、一生懸命その香の源を探ってみたら、いつも必ず近くに何かミカン科の木があって、満開の花を咲かせていることが分かった。ミカン科の木が、こんなに強い芳香を放つとは。こんなに身近な果物なのに、今まで全然気がつかなかった。
写真は、朝の清々しい空気の中で、さっそく野外観察を始めているタマジ。でも、人間に見られていることや、カメラを向けられていることに気がつくと、すかさず、くねくね、すりすり、おちょけて見せる。(次の写真) 動物写真家の岩合光昭さんによると、これはオス猫の特徴なのだそうだ。一種の自己顕示欲? それとも照れ?
5月 10, 2007
家をリニューアル
ゴールデンウィークのあいだに色々と大きな変化があった。
まずは、家の中の大々的な模様替え。青虫の、自分の部屋が欲しいとの要望に応えるためと、このたび同居することになった妹の居場所を確保するためとで、ちょっとした引越並みの大仕事になった。青虫はこの日のために、この一年間、誕生日プレゼントも、クリスマスプレゼントも返上していたので、どうしてもやらざるを得なかった。前々からの約束だったのだ。
とにかく疲れた。こんな本格的な肉体労働は本当に久しぶり。おかげで各人、ひと部屋ずつもらって、新しい生活が始まった。でも、青虫は相変わらず私の部屋で寝る。なんでも、「夜光人間」が襲ってくるからだそうだ。まあ、大人でも、UFOにさらわれるのが怖くて、ひとりで寝たくない人がいるぐらいだから(笑)、9歳児がひとりで眠れないのは仕方ないか。
それから、妹と青虫が5月から乗馬を習うことになった。競馬好きが高じて、とうとう自分たちが乗ることに! 要するに馬が好きなのだろう。妹なんて、馬糞の匂いを嗅ぐと、精神が安定するらしいから重傷だ。乗馬といっても、ただ乗るだけではないらしい。乗ったあとの馬の世話もけっこう大変だそうだ。なにしろ体が大きいだけに、世話も大変。下手すると蹴られて命を落とす。これまた、新しい世界に突入だ。一度私も見学に行ったが、たしかに可愛いし、頭も良さそう。ホースセラピーというのがあるぐらいだから、人間と心が通じ合う動物なのだろう。でも月謝が高い!ということで、最近ちょっとさぼり気味のピアノの方は止めてもらうことに。
さらに、このたび、とうとう車を買うことになった。今までずっと車なしで生活してきたが、青虫も大きくなって行動範囲も広がってきたし、運転手(妹)もいることだし、スポンサー(母)も乗り気だし、思い切って。環境問題への異常な関心から、これまで頑なに車を拒否してきた青虫も、乗馬に行くのに必要となると、あっさり折れた。(なんだ、その程度のこだわりだったのか!笑) これでまた生活が変わる。田舎へもドライブに行ける。タマジをどこかへ遊びに連れて行くこともできる(タマジがそれを楽しんでくれるのかどうかは別として...)。ちょっと楽しみ。
私だけの深い体験もあったりして、この数週間は本当に充実していた。こういう調子のいい時期のあとには、必ず調子の悪い時期が来るような気がして、ちょっと怖い。
まずは、家の中の大々的な模様替え。青虫の、自分の部屋が欲しいとの要望に応えるためと、このたび同居することになった妹の居場所を確保するためとで、ちょっとした引越並みの大仕事になった。青虫はこの日のために、この一年間、誕生日プレゼントも、クリスマスプレゼントも返上していたので、どうしてもやらざるを得なかった。前々からの約束だったのだ。
とにかく疲れた。こんな本格的な肉体労働は本当に久しぶり。おかげで各人、ひと部屋ずつもらって、新しい生活が始まった。でも、青虫は相変わらず私の部屋で寝る。なんでも、「夜光人間」が襲ってくるからだそうだ。まあ、大人でも、UFOにさらわれるのが怖くて、ひとりで寝たくない人がいるぐらいだから(笑)、9歳児がひとりで眠れないのは仕方ないか。
それから、妹と青虫が5月から乗馬を習うことになった。競馬好きが高じて、とうとう自分たちが乗ることに! 要するに馬が好きなのだろう。妹なんて、馬糞の匂いを嗅ぐと、精神が安定するらしいから重傷だ。乗馬といっても、ただ乗るだけではないらしい。乗ったあとの馬の世話もけっこう大変だそうだ。なにしろ体が大きいだけに、世話も大変。下手すると蹴られて命を落とす。これまた、新しい世界に突入だ。一度私も見学に行ったが、たしかに可愛いし、頭も良さそう。ホースセラピーというのがあるぐらいだから、人間と心が通じ合う動物なのだろう。でも月謝が高い!ということで、最近ちょっとさぼり気味のピアノの方は止めてもらうことに。
さらに、このたび、とうとう車を買うことになった。今までずっと車なしで生活してきたが、青虫も大きくなって行動範囲も広がってきたし、運転手(妹)もいることだし、スポンサー(母)も乗り気だし、思い切って。環境問題への異常な関心から、これまで頑なに車を拒否してきた青虫も、乗馬に行くのに必要となると、あっさり折れた。(なんだ、その程度のこだわりだったのか!笑) これでまた生活が変わる。田舎へもドライブに行ける。タマジをどこかへ遊びに連れて行くこともできる(タマジがそれを楽しんでくれるのかどうかは別として...)。ちょっと楽しみ。
私だけの深い体験もあったりして、この数週間は本当に充実していた。こういう調子のいい時期のあとには、必ず調子の悪い時期が来るような気がして、ちょっと怖い。
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