あれから何度か作って、不要だと思われるプロセスを削り、だんだんと自分用(つまり、ずぼら用)にアレンジされてきた。もう何も見ずに、目分量で手早く作れる。あまりに簡単なので、朝ごはんに作ることもある。そして、すごく美味しい!
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紅玉りんご |
まず、紅玉りんご(なければジョナゴールドでも可)を適当に薄く刻む。まな板を使うのは面倒なので、手の上ですべて切ってしまう。
なるべく手間を省くのは、「また作ろう」と思うためのコツだと思う(笑)。
レシピによれば、先にリンゴの甘煮を作っておいて、それを使って作るというのもあるようだが、生から焼いても十分同じ効果が得られることが判明したので、あっさり却下(笑)。
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刻んだリンゴ |
これで紅玉りんご2個分。急ぐ時は1個にしておき、クランブルも減らす。
ベニシアさんによれば、ここでレモン汁と砂糖を少し振りかけておくようだが、やってみた結果、これもさほど目に見えた効果があるように思えなかったので、もう省略(笑)。
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クランブルの材料 |
オーブンを190度に温めるスイッチを押しておいてから、クランブル(砕いたビスケットみたいなもの?)を作る。
材料は小麦粉、バター、砂糖をほぼ同量ずつ(重量で)と、シナモンパウダーをお好みで(うちは大さじ1ぐらい)。
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小麦粉・砂糖・バター・シナモン |
うちは基本的に白砂糖と食塩は使わないので、家には粗糖と粗塩しか置いてない。今日の砂糖は「てんさい糖」。それで少し茶色い。
バターは冷蔵庫から出してすぐの硬いものでOK。これがこの料理の好きなところ。
これらを全部ボールに入れて、パターを指の力と熱で押しつぶしながら粉と混ぜ、ポロポロのそぼろ状にしていく。
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刻んだリンゴにクランブルを振りかける |
できたクランブルを刻んだリンゴの上にパラパラと振りかける。このとき、押し付けないように注意。
そして、190度に温めておいたオーブンで、40分ぐらい焼く。量が少なければ30分でも大丈夫。
オーブンがないときは、オーブントースターの「弱」でも焼ける。
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焼き上がり! |
こんがりキツネ色に色づいて、いい香りがしてきたら焼き上がり。焼いている間、アップルパイのような匂いが部屋中に満ち満ちて幸せ気分になる。
今日は比較的時間があったので、焼いている間にカスタードソースを作った。やはりブラウンシュガーを使ったので、色は悪し。
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今日はカスタードソースと一緒に |
ちょっと見た目はぐちゃぐちゃだし、食器も思いきり和風だけど、味は上々!サナギとその友達がふたりともおかわりをして、外出中のばーちゃんの分をわずかに残して完食。温かいおやつというのも、なかなかいいもんだ。
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洗濯かごでくつろぐタマジ |
おやつでお腹がふくれたのて、タマジと遊ぼうと思いベランダに出てみると、なんとこんなところに!
かわいすぎる...