11月 24, 2010

秋の日

京都へ行ってきた。目的はふたつ。ひとつは紅葉狩り、もうひとつはサナギの父親の命日のお参り。紅葉狩りは京都府立植物園へ、命日のお参りは下賀茂神社に行ってきた。(ヒンズー教徒にはお墓がないので、お参りはどこでもいい。)


植物園の中の木のトンネル

京都の植物園は広々していて大好き。こんな紅葉の季節でも、人で混雑するということはめったにない。特に子連れだと、広い園内で自由に野放しにできるので有り難い。

分厚いモミジのじゅうたん

紅葉は最高だった。燃え上がるようなモミジ。分厚いモミジの絨毯が出来ていて、贅沢にそれを踏んで歩いた。

モミジの輝きを背にした木の幹の影絵

あいにくの曇り空だったけど、モミジのある池の周りは、モミジ自身の輝きで明るかった。

植物園の中のモミジの池

植物園のモミジは本当にすごい。人でごった返す嵐山や鞍馬、南禅寺や清水寺よりも、静かに見られる植物園の方が、紅葉狩りには絶対いい。おすすめです、京都府立植物園。

何の実だろう?深紅の珊瑚のような木の実

他の植物もたくさんあった。秋の薔薇も、もう終わりかけだけど、たくさん咲いていて、香りを堪能した。サナギはなんと、花びらをむしゃむしゃ食べていた!(美味しいらしい)

下賀茂神社の糺の森

その後、下賀茂神社へ。世界文化遺産に登録されているという「糺の森(ただすのもり)」の中を抜けていく。大きな木がずらっと並んで、威厳がある。人間がそこを通していただくという感じ。

高野川で出会ったヒョウモン蝶

お参りをすませ、高野川沿いを歩いて妹の家まで帰る途中、甥っ子と私は綺麗な蝶を見つけた。タテハ科のヒョウモンという蝶々。かつて蝶の採集をしていたときなら、もっと詳しく種類が分かったのだけど、もう忘れてしまった。

自転車を落ち葉で埋めて遊ぶ子供たち

甥っ子を遊ばせようと、妹の家の近くの公園に連れて行くと、5歳ぐらいのお兄ちゃん(甥っ子から見て)が、枯葉で自分の自転車を埋めていた。もう完全に埋まっている。面白い!甥っ子も感銘を受けて、それに加わる(一番手前、後姿のが甥っ子。)手伝ってるんだか、邪魔してるんだか...

なかなかいい秋の一日でした。

名所の紅葉もいいけど、イチョウや百日紅(さるすべり)、桜やハナミズキなど、家の近所や、町の街路樹の紅葉もなかなかいい。

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