中でも最近発掘して気に入っているのは、梅田の曽根崎町、お初天神の裏の、ひと2人がようやくすれ違えるかすれ違えないかぐらいの狭い路地。両側に飲み屋が並んでいる、かなり怪しげな場所。
細い路地があれば必ず通る。通れなければ、せめて覗いてみる。公園の中も、わざわざ遠回りして通る。こんなことをしているから、歩くのが遅いのだ。
なぜこんなことをするかというと、毎日確認したいスポットがあるから。どういうスポットか。それは言わずと知れた「猫ちゃんスポット」。うちの子(タマジ)も好きだけど、猫ったらしの私は、町で暮らす野良ちゃんも好きなのだ。どんなぶさいくな猫でもいい。見知らぬ猫ちゃんと、ほんのつかの間の交信をする。そのことが楽しいのだ。そのへん、男の人の女ったらしと何ら変わるところがないと思う。
都会で、固くて四角いものばかり目にしていると、どうしようもなく「柔らかいもの」が恋しくなる。それも偶然出会える、生きたもの。ちょっぴりつれなくて、けなげで、そして柔らかい。偶然見かけると、何とも言えず嬉しくて、顔が思わずほころんでしまう。このあたりも、街で女を漁る男性の心理と似てるかも?(笑)
電車に乗っているときでさえ、電車の窓からぼーっと外を眺めていて、民家の屋根の上や、駐車場を横切る猫ちゃんがつい目についてしまう。かなりの猫ったらしだと思う。目が常に「柔らかいもの=猫ちゃん」を求めている。
先日、いつものようにお初天神組の猫ちゃんたちと交信すべく、路地に入ったら、猫ちゃんも居たけど、その側にいかつい兄ちゃんが2人いて何となく近づけず、場所が場所だけに、やばい兄ちゃんたちかと思っていたら、よく見ると、そのやばい面構えの兄ちゃん達、なんと手に「猫じゃらし」を持っていた!(笑)
なんや、仲間やん。
西天満の老松通りにて。ぶさかわ系。男らしいボス猫ちゃん。 写真では分からないが、この子、めちゃくちゃでかい。 |
餌をくれると勘違いして、 準備運動を始めてしまった。 このあと、私のまん前に座って 「にゃー」とひと声鳴いた。 声もぶさかわいかった。 意外と人に慣れてるのかも。 |
お初天神裏のトラちゃん。 毎朝、お店の玄関前に鮮魚が納品されている。 それを狙っているところ。 |
お初天神組の三毛ちゃん。この子だけ首輪あり。 美人ちゃんなので、誰かに身請けされたのかも。 |
夕方、喫茶店の前にいつも座っているかわい子ちゃん。 クリーム色の毛に、見事なブルーの瞳。 シンガプーラとペルシャのミックスかな?? |
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