6月 16, 2013

June

雨がなかなか降らなくて困っていたら、昨日ようやく恵みの雨。ありがたい!

この季節、めまぐるしく変わっていく畑の様子に、記録のほうが追いつかない。さやえんどうが5月いっぱいで終わりを迎え、一気に収穫して片付けた。大好物の絹さやを今年は心ゆくまで堪能した。

次に収穫を迎えたのは玉ねぎ。白いほうは大きく育ちすぎて少し食べにくいし保存もしにくい感じだが、赤いほうはうまくいった。去年と今年は苗から植えたけど、来年はぜひタネから育ててみたい。やっぱりその方が玉ねぎとよく知り合えるし、新鮮な苗を植えられる。

玉ねぎ収穫!

梅雨が近づくと、あたりに栗の花の香りがたちこめ、クチナシの香りが漂ってきた。そして、とうとう待ちに待ったベランダの枇杷が食べごろに!10年間、待った甲斐があった。小さい実だけど、甘味も酸味も濃くて、立派に枇杷の味がした。庭があったら地植えしてあげるのにな~

初成り!ベランダの枇杷

去年は失敗したトマト(苗を畑に植えるのが遅すぎた)、今年は早めに定植したので順調。ちゃんと赤くなるまで、どうかタヌキやカラスにやられませんように!

期待の星、トマト!

そして、サナギの好物、じゃがいもの収穫!今年はせっせと土寄せ(芋に日光が当たらないように、土をかぶせること)したので、きれいなイモがたくさんとれた。さっそく小さな芋ばかり集めて皮ごと塩茹でに。サナギが狂喜した。(世の中で一番好きなのがジャガイモなのだそうだ。安上がりな奴...)

今年はちゃんとできた!
じゃがいも(男爵)

今日は残りのジャガイモ(メークィーン)を掘ろうと思っていたのに、昨日の雨。しかたなく来週に延ばすことにした。その間にアリに食べられたり腐ったりしませんように!

ジャガイモの反省点。畝はそんなに高くする必要はないので、それよりもむしろ後から土寄せするスペースを残して植え付けること。


ところで、これはうちの畑の収穫物ではないけど、昨日行った京都の手作り市で出会った木の実、ジューンベリー。(6月に熟れるからジューンベリーっていうのかな?) 前から名前だけは知っていたんだけど、食べたことがなかった。ようやく実物を味わうことができた。野いちごのような、素朴な味。すごく甘い。小さなタネが入っていて、噛むと杏仁のような、ブラックチェリーのような味がした。鳥たちは、いつもこんなに美味しいものを食べているのか!


ジューンベリー
今日はぬかるんだ畑に行って、ベランダ育ちのゴーヤの苗を植え付けてきた。私と母は、夏場は毎日1本のペースでゴーヤを食べる。それに備えて、今年はプランターではなく、地植えにしておくのだ。すくすく育ってくれるといいな~

春なのになかなか気温が上がらなかったり、梅雨なのになかなか雨が降らなかったりで、今年は苗の準備が上手くいかなかった。楽しみにしていた伏見甘長唐辛子も、苗がうまく育たなくて、今年は駄目かも...お天気相手の仕事って、ほんとうに大変なんだろうな~とつくづく思う。

6月 09, 2013

知らなかった!

ベランダで続々と誕生しているテントウムシ。先日、偶然、サナギから孵化したばかりのテントウムシに遭遇した。鮮やかな黄色だったので、黄色いテントウムシが生まれたのだと思った。


孵化してすぐのテントウムシ

ところが、次の日の朝、同じテントウムシを見てみると黒に紅紋のテントウムシに変わっていた!


一晩ですっかり色づいたテントウムシ

テントウムシって、数時間かけて色づくのか。知らなかった~

5月 12, 2013

百井の里ファーム その1

かなりショックな体験だった。

 ヨガのaccoちゃんに誘われて見に行った、京都大原の百井(ももい)というところにある有機農業の畑。そこの土!しっとり湿って、歩くと足が沈むぐらい、ふかふか。しかも、何ともいえない香ばしい匂いがする。少し掘ると、無数のミミズが出てくるし、地蜘蛛もたくさん歩いている。手に取ると、いわゆる「団粒構造」のお手本のように粒を成してパラッと崩れる。まあ、標高が630mという環境の違いもあるのかもしれないけど、うちの畑の土とあまりにも違いすぎる!

ここの畑は、なるべく耕さず、雑草も抜かず、有機物を丁寧に投入するということを始めてから何年も経ったもの。その日も、使っていない畝にはハコベがびっしり生えていた。わざと生やしてあるのだそうだ。シイタケ栽培から出る使用済みの菌床なんかも撒いてあるらしい。そのほか、手作りのぼかし肥料、米ぬか、籾殻なんかも使って、土中の微生物を元気にしているそうだ。

畑を始めてから薄々ながら感じていたことが、この日しずかな確信に変わった。そう、やっぱり有機無農薬で畑をやるなら草取りはしないほうがいい。

最初に畑を始めたとき、前の使用者がほったらかしにしていて、雑草がうっそうと生えていた。でも、そのときの土は今思い出すとなかなか良い土だった。しっとりして、ミミズもいっぱいいた。それから、畑のおっちゃんに言われるがまま、せっせと草取りに精を出し、一生懸命土を耕すうちに、土はだんだん固くなっていった。雨の降らない日がつづくと、まるでセメントみたいにカチカチになってしまう。それなりに、堆肥も入れるし、抜いた草も土に戻しているのにもかかわらず、だ。

しだいに、これでいいのかという疑念が生まれ始めた。と同時に、自然栽培(雑草を抜かず、耕さない農法)をちょっぴり疑ってもいた。それでちゃんと成功している畑を見たことがなかったからだ。でも、この度それをまさに目の当たりにしてショックを受けたのだ。やっぱりそれでいいんだ、と。


菜の花が咲き乱れる畑

百井はちょっとした山の中なので、すこし気温が低い。今頃ようやく桜や菜の花が満開だった。


コウタイサイの菜の花

この気温差をうまく生かして野菜の栽培をしているのだそうだ。


愛らしいハコベ
ハコベがたくさん生える畑は土壌の状態が良いらしい

この日の農作業の成果:
ほうれん草、春菊・赤からし菜のタネ播き
じゃがいも2種類の植え付け


白いスミレが咲いていた

ほんとうにいい経験になった。やはり「良い土」を実際に見るということは一番だいじなことだと思う。この機会をくれたaccoちゃんハンサムベジタブルマーケットハンサムガーデンの代表者、ハンサムな窪さんに感謝!(百井ほか、近畿各地の有機無農薬栽培の野菜は、上記リンクの「ハンサムベジタブルマーケット」で買えるそうです)

とりあえず今は雑草を生やすと地主さんに怒られる。ちゃんと耕して、畝も毎回立てなおさなければ「指導」が入る。でもいつかきっと、私もあんな方法でふかふかの土を作りたい!(だんだん野菜づくりよりも土作りのほうに興味が出てきたかも...?笑)

百井ファーム その2

百井の里ファームの近くにある、すごい家にも連れて行ってもらった。

ここのご主人は猟をやる人で、まず家に入ると沢山の猟犬(みんな真っ白の紀州犬)が出迎えてくれた。生まれたばかりの仔犬の小屋のそばには、何とも美しいお母さん犬。その隣の小屋には、彼女が7ヶ月前に生んだ子たちもいた。美しいうえに子沢山。しかも、この子、猟犬としてもすごく優秀なのだそうだ。


才色兼備お母さん


生後7ヶ月の息子たち


生まれて間もない仔犬たち

養蜂もやっていて、あちこちにミツバチの巣箱が設置してある。ミツバチが減ったと騒がれているけど、大原百井の里のこのおうちには沢山のミツバチが群れていた。一升瓶に何本も取れるそう。


こんな箱があちこちに...


次から次へとミツバチ入っていく

そして、ここにお邪魔した一番の目的は、熊のさくらちゃん!手に乗るほど小さい時から飼っているのだそうだ。もう大きくなったので檻に入れているけど、小さいときは一緒に寝たり、一緒に海水浴に行ったりしていたらしい。熊をあんなに間近に見たのは初めて。パンの耳を差し出すと、そうっと手から食べてくれた。この子目当てに、ときどき山からオス熊が降りてくるのだそうだ。


ツキノワグマのさくらちゃん

あと、写真を撮り忘れたけど、イノシシやニワトリも飼われていた。市街地から一歩入るだけで、こんな「山の暮らし」がある。やっぱり京都って面白い。

色んな珍しい体験をして、大満足の一日だった。

5月 07, 2013

畑日和

連休後半は畑仕事に精を出した。

以下、来年のための覚書。

ベランダ育ちの苗:トマト、坊ちゃんカボチャ、キュウリの定植。

2週間前に播いたオクラのタネが発芽。

赤花絹さやの収穫が真っ盛り。

苗の株元にもみがらとヌカを混ぜたものを敷いた(乾燥対策)。

サツマイモの畝を準備しないといけないので、少し早いけど
玉ねぎを半分だけ収穫。来年からはもっとちゃんと計画を立てねば。

新玉ねぎの塩炒め、甘くて美味しい~!!

全部で30個、6kgの収穫!

5月 01, 2013

虫には虫を

畑に植えた食用菜の花は、最初ヒヨドリにめちゃくちゃにやられて死にかけだったけど、春になり、ヒヨドリがあんまり菜っ葉を食べなくなると(産卵が近づくと昆虫食に変わるらしい)、菜の花はもりもりと勢いをもりかえし、遅ればせながらも立派に成長した。

一方、ベランダに植えたほうの食用菜の花は、最初こそ順調に育っていたものの、その後どこからやってきたのか、大量のアブラムシに汁を吸い尽くされ、大きくなることなく枯れてしまった。

この違いは何だろう?と考えると、思い当たるのは天敵の存在の有無。畑にはたくさんのてんとう虫がいる。蝶もアブも飛んでいる。畑の菜の花のアブラムシは、ヒラタアブの幼虫がきれいに食べてくれていたのだ。ところが、ベランダのアブラムシには天敵がいない。

というわけで、このたび畑でてんとう虫を15匹ぐらい捕獲。交尾中でもおかまいなし。ばしばし捕獲して、ベランダに連れてきた。いまアブラムシの被害にあっているのは、トマトの苗とイチゴ。それとミツバ。それらのプランターにてんとう虫達を放してみた。

さて、効果のほどはいかに。

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後日談:

いっぱい連れてきたてんとう虫たちは、しばらくはせっせとアブラムシを食べてくれていたのだが、その後、ベランダ先住者のアリに食べられてしまったようだ。そして、またアブラムシの天下に。

ごめんなさい、てんとう虫。

4月 29, 2013

今年はクッキー

毎年恒例のバザーの品。サナギの学校はカトリック系なので、学院祭のときにチャリティーバザーがある。出品物は、お母さんたちの「手作り品」と決まっている。材料費3千円以上で3品の手芸品、またはお菓子。毎年、頭を悩ませる。

で、去年はチーズ入り塩味ビスケットという、ちょっと難度の高いのに挑戦して撃沈したので、今年は正攻法で普通のクッキーに取り組もうということになった。

というわけで、締め切り前の1週間、毎日毎日、帰宅後にクッキーを焼いていた。実はクッキーなぞ作るのは生まれて初めて。(あんまり甘いお菓子が好きでないので。) でも、やってみれば意外と簡単。調子づいて、サナギと一緒に色々作った。で、まずまず売り物として合格したのは下の4種類。

プレーンクッキー、抹茶クッキー、ココアクッキー、チーズサブレ

袋につめて、材料を明記(アレルギー対策かな?)した札を貼り付け、完成。値段は「母の会」(PTAみたいなもん?)の人たちが決めてくれる。

いくらで売れたかな~??

全部で12袋納品した。

さて、そうして後に残ったのが、大量の卵白。クッキーには卵黄しか使わなかったのだ。う~ん、どうしよう、この大量の卵白...とりあえず、全部冷凍してあるんだけども。

無題

朝起きて、すぐにベランダに出る。夜明けを感じて小鳥たちが次第に啼き始める。まず最初に、「ツツピー、ツツピー」と四十雀(シジュウカラ)。続いて、「キョロロ、キョロロ、キョロロ、ピッ!」とアカハラ。そしてスズメやウグイスが加わる。

小鳥たちが啼き競うなか、真新しい朝の光を浴びつつ、絹さやを摘む。絹さやも、絹さやの花も、周りの景色も、タマジの毛皮も、みんな朝日に照らされて金色に輝く。その金色に輝く絹さやで、お弁当のおかずを作る。ああ、これが幸せというものなんだなあ~と、ありがたい気持ちで一日が始まる。

こんな風に始まる日は、一日中調子がいい。


しばらくバタバタと忙しくて、日記が書けないでいる間に写真だけ撮ってあった。整理もせずに羅列しておく。


ベランダの絹さや

ベランダの絹さやはまずまずの出来。コリアンダーと混植していたおかげか、アブラムシの被害がまったくない。


絹さやの花。 手すりのむこうにタマジ。

朝のベランダでの作業には、タマジが必ずついてくる。タマジは早朝が一番元気。4時前に起きて、7時ぐらいまでフル活動。そして日中はひたすら昼寝。夜9時頃からまた元気になる。やっぱり夜行性なんだなあ、猫って。

新緑の中、朝日を浴びるタマジ

春の花も、だんたんとメンバーが入れ替わり、まだ寒い日もあるけど、季節は確実にうつって行っていることが分かる。

野生のポピーの群生。

線路のわきには、野生のポピーが咲き乱れ、街路樹のハナミズキも花盛り。ハナミズキがあまりに綺麗なもんで、つい電車に乗っていても窓の外ばかり見てしまう。サルスベリや、ざくろの新芽も、鮮やかなオレンジ色で美しい。


近所の山の野生の藤が満開に。

そして、気がつけば、大好きな山藤があちこちで咲いている!電車が須磨の海沿いを通るとき、山側にはたくさんの山藤が咲いている。山全体が薄い紫色に見えるほど。子どもの頃からの憧れの花だ。


畑の絹さやも元気になった。

藤やエンドウ、今はマメ科の花の花盛り。畑のえんどう豆もついに元気になってきた。たくさん実もつけ始めて、よかった。


下賀茂神社の新緑

先週、京都の妹のところに行ってきた。一緒に行った下賀茂神社の新緑の、あまりの瑞々しさに圧倒された。桜よりもバラよりも、何より美しいのはこの若葉!生命力があふれ出すような色だった。


カラスノエンドウ&スズメノエンドウ。大きさ比較。

畑のそばにスズメノエンドウがたくさん生えている。カラスノエンドウよりひとまわり小さい。できる豆も小さくて、それはそれは可愛らしい。キュウリグサにしても、スズメノエンドウにしても、なんでこんなに可愛いんだろう。


何の花だろう?石垣に生えている可愛い花。

石垣に、地味だけど可愛い花が咲いていた。風が吹くと一斉にふるえて、ムーミンのニョロニョロみたいだった。子どもの頃はこんな変な形の花は好きじゃなかった。でも、大人になるとやっぱり趣味が変わるんだろうか、こういう花も可愛いなあと思うようになってきた。


近所の山のツツジも満開。
裏山の野生のツツジも満開。園芸種の大きなツツジより、野生のツツジのほうが絶対に美しいと思う。この何ともいえない紫色!

 そして、ツツジの向こうから、スイカズラの蔓が伸びてきていた!この一見なんでもない普通のつる草の中で、あのうっとりするような香りが、もう着々と準備されているのだ。誰にも何の世話されなくとも、こうやって季節がくれば確実に伸び、開花し、結実する。野生の植物ってほんとうにすごい。

4月 18, 2013

春の畑

今年初めての玉ねぎ。まだちょっと早いけど、1つだけ試しに取ってみた。

甘い。なかなか上出来。

まだ若いので葉っぱも全部たべられる

じゃがいも畑で繁殖中のテントウムシを発見。アブラムシの天敵のテントウムシはどんどん増えてほしい。

がんばれ~!!

この日はえんどう豆の支柱のやり直し、ジャガイモの芽かき、ジャガイモの追肥。

 以上、畑のおぼえがき。

3月 31, 2013

未知ゆえの恐怖

昨日収穫したサニーレタスと菜の花をボールで洗っていると、半透明の白い虫がいた。何かの幼虫。それも何匹も。ぎょっとして思わず夢中で虫を捨てた。

けど、ちょっと冷静になって、何の幼虫か調べてみようと思い立ち、ネットで調べたら、「ヒラタアブ」というハナアブの一種みたいだとわかった。もしそうだとするなら、この幼虫はアブラムシの体液を吸って成長する。てんとう虫と同様、アブラムシを退治してくれる益虫だったのだ。

かなり不快な外見だけど、これがいてくれたおかげでアブラムシの被害がなかったのだと思うと、捨てた数匹にとても申し訳ない気持ちがした。

何か分からないと、とっさに恐怖心がわくけど、正体がわかると多少奇怪な形をしていても安心して見ていられるから不思議。

新しいカメラ

畑の土ぼこりでやられたのか、前のデジカメがとうとう壊れてしまったので(レンズの出し入れができなくなった)、思い切って新しいの買った。今度のは接写(マクロ?)に強いので、小さな花や虫が前のより綺麗に撮れる。安いカメラでも、そこそこ撮れるんだな~と技術の進歩に感心。

ときどき畑で信じられないような綺麗な甲虫に出会うのだが、前のカメラでは小さすぎて捉えられなかった。次にあの虫に出会ったら、今度こそ写真におさめるぞ!

たまにはfacebookのほうに画像をアップしようと思って、アルバムにした。それをブログのほうに移そうとしたけどできなかったので、せめてリンクをここに。

畑の記録 (facebook に登録してなくても、ここをクリックしたら見れるはず)

3月 30, 2013

読書の愉しみ

しばらく妹と甥っ子たちが来ていて忙しかった。居るとややこしいけど、帰ってしまうとさびしい。

 誕生日に妹がくれたマグカップがすごく気に入っている。白い地に白い蝶が浮き彫りになっている。飲み口と下部分は渋い茶金色。毎朝飲むミルクティーがよく似合う。

何歳になっても甘えん坊の妹だけど、人への贈り物はいつも気が利いている。今月で育児休暇も終わり、4月からいよいよ1歳と3歳の子どもを保育所にあずけ、職場復帰する。めまぐるしい毎日が待っていると思うと今から気が滅入るそうだ。


妹が百万遍さんの手作り市で買ってくれたカップ

それとは逆に、私の人生はずいぶんと落ち着いてきた。泣いてばかりの20代、怒涛のような30代を経て、今ようやく自分の時間を持つことができるようになった。

 といっても大したことはしていない。第一に畑。そして、通勤電車内での読書。

 最近の大ヒットは20年ぶりぐらいに読んだ『モンテクリスト伯』(デュマ作 岩波文庫)だ。全7巻を一気に読んだ。翻訳も古くさく、字も小さいけど、それが全く気にならないぐらい夢中で読んだ。いま改めて読むと、自分の知識や経験が増した分、理解できる箇所が増えたのか、前よりもっと面白く感じた。終わりごろになると、この主人公と別れるのが辛くて本当に泣きそうになった。

 それですっかり読書づいてしまい、月2回のビッグイシューの販売日を忘れるほど、次から次へと本を読んでいる。

今は『終わりから始まる 百姓菩薩の九十年』(松井浄蓮)という本。これについては、また改めて書くかもしれないが、これがまた面白い。

 それと並行して読んでいるのが、有名なバスケ漫画、『スラムダンク』。これはサナギの推薦。実は「スラムダンク全巻」というのが、サナギの強いリクエストにより、私から彼女への進学祝いとなったのだった。それをサナギから借りて読んでいる。進学祝いにマンガ全巻って...と、ちょっと躊躇したのだけど、これは本当に面白い!というわけで、ま、いいか。

 この歳になって、ようやく読書のたのしさが分かってきたような気がする。この読書ブームはしばらく続きそう。

3月 25, 2013

卒業式

確定申告の繁忙期も無事終わり、気がつけば世の中はもうすっかり春。梅が終わり、コブシ、もくれん、サンシュユ、ボケなど大好きな花が咲き始めた。ガスの匂いのヒサカキ(姫榊)も花盛り。

そして、桜がつぼみを開き始めた先週の金曜日、サナギの卒業式に行って来た。来るな来るなと言われていたけど、行ったら行ったで嬉しそうにしていた。これで義務教育もおわり。これからは自分の意思で進路を決めていくわけだ。



集合写真を撮ってもらうサナギたちを後ろから見守るマリア様。...の横にネコ!思わずカメラの焦点がそちらのほうに行ってしまった(笑)


2月 16, 2013

冬の楽しみ その2

裸木の写真、気がつけば沢山撮っている。並べてみると、ほんとに色んな形があって面白い。でも、全部に共通して言えるのは、何となく血管みたいという点。栄養を末端にまで運ぶという働きは同じなのだから、似ていても不思議じゃない。

どの木も、じーっと見ていると何か人格(木格?)が備わっていそうで、ずっと傍にいると何か物語を語り始めそうな雰囲気を持っている。というか、枝の形それ自体が物語なのかも。


百日紅(さるすべり)


何だろう?


枝の先についたタネ?が花のように見える


これはコブシ。
つぼみが毛で覆われていて猫柳みたい。


これもサルスベリ。
真夏のときと全く雰囲気がちがう。


赤松。枝のくねくねが好き。


大動脈と毛細血管。


水墨画みたい。

私が最近いちばん気に入っているのは、サルスベリ。

真夏に情熱的な花を咲かせ、紅色に燃え上がったあと、潔く花びらを散らし、その金平糖のような散り花で歩道を飾る。秋は秋で落ち着いた赤や黄色の素晴らしい紅葉を身にまとい、冬になると可愛らしい実を沢山つけた見事な枝ぶりを見せてくれる。その冬のすがたは、まるで年を重ねてなお美しい貴婦人のように上品だ。

こんなに素敵な木なのに、サルスベリとは何とも情緒のない名前!漢字(「百日紅」)で書くとまだマシだけど。

2月 13, 2013

冬の楽しみ

冬になると、いつも上をみながら歩く。
 そして枯れ木の枝ぶりを鑑賞する。
 木の枝が空に描く線に毎年のように見とれてしまうのだ。
 あ~こんな線を描けるようになりたいな!


名前不明


名前不明


ポプラ


ズームにしてみたら、ツグミがいた

2月 11, 2013

レモンライス

最近はまっているものに「レモンライス」がある。南インドでよく食べられる焼き飯のようなもの。スパイシーで、塩味、甘み、酸味のすべてが入った爽やかな味の炒めご飯。これだけ食べてもいいし、何かスープカレーと一緒に食べてもおいしい。

材料は、ごはん、玉ねぎ、にんにく、生姜、香辛料(クミン、粒マスタード、ターメリック、鷹のツメ)、ピーナッツ、塩、そして仕上げにレモン汁とコリアンダーの葉。以上は我が家風。本物はこれに、「カレーリーフ」という柑橘系の葉、そして「ウラルダール」という小さな豆が加わる。でも、それら二つは手に入りにくいので割愛。


我が家流のレモンライス

実は少し前に、自家製野菜でインド料理店をやったらどうだろう、と妄想したきっかけは、このレモンライスにある。

というのも、これをうちで最初に作ったとき、レモンも、生姜も、玉ねぎも、無農薬有機野菜で作った。その美味しかったこと!そして次に作ったときは、レモンと生姜は普通のスーパーで売っているものを使った。するとぜんぜん味が違った。最初のときほど美味しくない。作り方はまったく同じなのに、こんなに味が違うのかとびっくりしたのだった。

で、それを念頭にインドレストランで食事をしたとき、出てきたオクラのドライカレーにしても、ブロッコリーのカレーにしても、味付けは上手なのに、素材の味がお粗末すぎることに気がついた。味がないどころか、不要な味(農薬っぽい変な匂い)がする。野菜そのものを変えれば、もっともっと上等なカレーになるのに!

インド料理といえども、結局は素材のよさが味を左右する。それなら、本来の野菜の味がする有機野菜を使ったら、きっと本当のインド料理の味が再現できるはず。

これから日本も亜熱帯になっていく。今まで日本では育たなかったような南国の野菜も、育つようになるかもしれない。そして、日本人の体も、インド料理をもっと欲するようになるかもしれない。やっぱりやるしかないかな!

などと、ときどき発作のように妄想する。