畑に植えた食用菜の花は、最初ヒヨドリにめちゃくちゃにやられて死にかけだったけど、春になり、ヒヨドリがあんまり菜っ葉を食べなくなると(産卵が近づくと昆虫食に変わるらしい)、菜の花はもりもりと勢いをもりかえし、遅ればせながらも立派に成長した。
一方、ベランダに植えたほうの食用菜の花は、最初こそ順調に育っていたものの、その後どこからやってきたのか、大量のアブラムシに汁を吸い尽くされ、大きくなることなく枯れてしまった。
この違いは何だろう?と考えると、思い当たるのは天敵の存在の有無。畑にはたくさんのてんとう虫がいる。蝶もアブも飛んでいる。畑の菜の花のアブラムシは、ヒラタアブの幼虫がきれいに食べてくれていたのだ。ところが、ベランダのアブラムシには天敵がいない。
というわけで、このたび畑でてんとう虫を15匹ぐらい捕獲。交尾中でもおかまいなし。ばしばし捕獲して、ベランダに連れてきた。いまアブラムシの被害にあっているのは、トマトの苗とイチゴ。それとミツバ。それらのプランターにてんとう虫達を放してみた。
さて、効果のほどはいかに。
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後日談:
いっぱい連れてきたてんとう虫たちは、しばらくはせっせとアブラムシを食べてくれていたのだが、その後、ベランダ先住者のアリに食べられてしまったようだ。そして、またアブラムシの天下に。
ごめんなさい、てんとう虫。
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