さっき起きる前に見た夢があまりに美しかったので、忘れないうちに書き留めておこう。
私と母とサナギが、なぜか古民家に住んでいる。古くて大きな家。私が仕事から帰ってくると、なぜか母とサナギが家の外で洗濯をしている。たしか母(注:夢の中でも税理士)のお客さんが来ているはずなのにと思いつつ、なんか変だなと思っていると、ややこしいお客さんだったので、早く帰ってもらうためにわざと洗濯してるとのこと。私は納得して放置する。途中、家の中でそのお客さんに出会う。初老の無神経そうな男性。たしかにややこしそう。母が洗濯を始めたので、帰ろうとしているところだった。
私はそのまま屋根裏べやに上がり、倉庫のようなところに入った。すると、むかし子どもの頃に作った蝶の標本が見えた。よく見ると、蝶たちがまだ動いている!何十年もの間、生きていたのか!とびっくりする。見れば、あっちでもこっちでも蝶々が動いている。しまいに、元気な蝶から順に標本箱から抜け出して、部屋の中を飛び始めた。飛び始めたのは、私が一度も捕まえたことのないオオムラサキばかり。それも、図鑑で見るオオムラサキとちがって、薄い紫色のオオムラサキ。それはそれは美しい色だった。何匹も飛び出してきたので、私は天井裏の窓を開けてやった。すると、ラベンダー色のオオムラサキたちは、1匹また1匹と、空へ舞い上がっていった。
あまりに美しすぎて、目が覚めてからもうっとりしてしまった。
あのオオムラサキのラベンダー色には覚えがある。日曜日に行ったコンサートで、若いバイオリニストの女性が着ていたドレスの色だ。あまりに綺麗な色だったので、強く心に残ったに違いない。
私はよく色つきの夢を見る。特にこういう「うっとり系」の夢のときは色がついている。ちょっと精神的に危ないのかな?(笑)
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