今からちょうど1年前、ちょっぴり傷心気味で帰ってきていた妹(「ニートの効用」)が、このたび晴れて(?)就職することになり、再び家を出て行った。その間、青虫は急に姉ができたような嬉しさでいっぱいだった。馬の世界への導入もしてもらった。私は散らかし魔の妹に小言を言いつつも、内心では気安く青虫のことを任せられることに感謝していた。
1年間、馬とタマジと青虫にゆっくり癒されて、妹は再び旅立った。といっても、京都なので近い。京都にまた縁ができるのも嬉しい。
でもやっぱり、荷物が運び出されて、空っぽになった妹の部屋を見るにつけ、楽しかった1年を思い出し、どうしようもない寂寥感に襲われる。青虫はもっとそうだろう。
これから難しい時期に突入する青虫を、独りでどうやって育てていこうか、途方に暮れる...といえば大げさに聞こえるかもしれないが、実際、「叔母の力」というものは、それほど大きい。子どもにとって、きょうだいや、叔父・叔母というものがどれほど大切なものか、今回でつくづく思い知らされた。
ドタバタと忙しかったけど、本当に有難い1年だった。
ま、無くなったことを嘆くより、有ったことに感謝しよう。
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