今年もまた、あっという間に1年が過ぎて、気がつけば大晦日。明日はもう新年!
今年の大きな変化は何と言ってもサナギの変化だと思う。そろそろサナギも最終段階に来ているのだろうか、もう間もなく羽化しそうな予感がする。習い事、高校の部活に全力を注いだあと、きっぱりと引退して、それからは受験勉強の日々。孤独な作業に黙々と取り組んでいる。その潔さは、なかなか見事で頼もしい。
私はといえば、この1年、前半は何となく喪に服していたように思う。去年の年末に猫の絵描きさんの高原鉄男さんが急死したからだ。路上で野良猫を見るたび鉄男さんのことを思い出していた。
それから後半は、立て続けに面白い人に出会い、よく本を読んだ。千松信也さんの『ぼくは猟師になった』・『けもの道の歩き方』、それから、坂口恭平さんの『隅田川のエジソン』、そして年末になってから知った矢萩多聞さんの『偶然の装丁家』。いずれも型破りな生き方、考え方の実践の書だ。決して机上の空論などではなく、自分で実際にそういう風に生きてきたからこその文章。シンプルなことばで、深いことを語っている。
サナギにすすめられて読んだ和月伸宏の『るろうに剣心』、空知英秋の『銀魂』、司馬遼太郎の『燃えよ剣』も、なかなか良かった。少年漫画はほんとに面白い。
さて、来年は我が家は大きな変化を迎えることになる。何よりもまず、この住み慣れた神戸を離れる可能性が出てきた。遠くに行くわけじゃないし、いつでも帰ってこられる距離なのだけれど、それでも生活の拠点をほかに移すとなると、神戸に対して惜別の情がわいてくる。
40年近く慣れ親しんだ町。子どもを産み育てた町、どの一角にも何らかの思い出が付着している。毎日見てきた海、起伏に富んだ眺め、耳に優しい地元のことば、小さい時から慣れ親しんだ近所の人の顔、どれひとつとってみても、涙を誘わないものはない。いま、毎日を噛み締めるように暮らしている。どの光景も忘れまいと目の写真に収めている。
畑との別れも辛い。やり始めてほんの4年だけど、この4年のあいだ、週末ごとに会いに行った親友のような存在。静かに対話してきた相手と縁が切れるのかと思うと何ともいえず寂しい。相手は自分のことを思い出したりしてくれないだけに、余計に辛い。初めての野菜作りで、色々な実験や失敗を受け止めてくれた畑。イソヒヨドリの子育てを一緒に目撃した畑。宝石のような昆虫を私に見せてくれた畑。何より、家族の食の安全と充実をもたらしてくれたこの畑に、心から感謝。
もともと畑を始めたきっかけは、東日本大震災だった。原発事故で田畑を手放さざるをえなかった福島の農家の人たちの悔しさを身をもって分かりたい一心で、畑をやるとはどういうことなのか、土作りとはどういうことなのか、そこにどんな苦労と喜びがあるのだろうか、それを知りたくて始めた。いま、原因こそ違え、畑を離れるにあたって、それがどういう感じなのか想像してみようとしている。が、やっぱりまだよく分からない。
4月からは新しい生活が始まる。それに対する期待の方が今は大きい。
これをご覧下さっている皆様にとっても、来年が良い年になりますように。
12月 31, 2015
2月 01, 2015
小春日和
珍しく風邪をひいてしまった。先週、甥っ子と一緒に遊んだときにもらったのかもしれない。保育園児の保持するウィルスは最強だ。
普段めったに病気しない性質なので、こうやってたまに風邪をひいて寝込んだりすると過剰に落ち込む。世捨て人のような気分になり、もう自分など世の中に必要ないのかもしれないと思ったりする。けど、気を取り直して、とりあえず大根の収穫だけはしておこうと畑に行ってきた。
畑に行けば、鳥たちが忙しそうに餌を探している。べつに誰に必要とされなくても、自足して生きている。ああ、人間ってなんでこう脆いんだろう。べつに誰に必要とされてなくても、誰かの迷惑にさえなっていても、ひたすら自分の寿命をまっとうすることを考えればいいではないか。などと鳥に感謝しながら機嫌よく帰ってきたところ。
写真は2週間前に撮ったもの。野でも山でも、それぞれ皆、自らの本分を全うしていて美しい。
普段めったに病気しない性質なので、こうやってたまに風邪をひいて寝込んだりすると過剰に落ち込む。世捨て人のような気分になり、もう自分など世の中に必要ないのかもしれないと思ったりする。けど、気を取り直して、とりあえず大根の収穫だけはしておこうと畑に行ってきた。
畑に行けば、鳥たちが忙しそうに餌を探している。べつに誰に必要とされなくても、自足して生きている。ああ、人間ってなんでこう脆いんだろう。べつに誰に必要とされてなくても、誰かの迷惑にさえなっていても、ひたすら自分の寿命をまっとうすることを考えればいいではないか。などと鳥に感謝しながら機嫌よく帰ってきたところ。
写真は2週間前に撮ったもの。野でも山でも、それぞれ皆、自らの本分を全うしていて美しい。
| 山茶花の何かをついばむメジロ |
| ズームいっぱいで撮ったツグミ |
| 意外と美しいヘクソカズラの実 |
| もうそろそろ咲きそうなミモザ |
| コブシのつぼみ |
| 切り株から生えてきたヤブツバキの若葉 |
| クチナシの実 |
| 日光浴中のタマジ |
整列!
久々に畑の報告。
今年は大根がうまくいった。種を蒔いて、芽が出て、ある程度大きくなるまで覆いをかけて虫から守ってやったからだと思う。それをしないと、幼いうちに蛾の幼虫に芯をやられてしまうのだ。その幼いときさえ守ってやれば、あとは少々喰われようが無事育つことが分かった。甘くて瑞々しい良い大根に育ってくれた。
そして、もうひとつ嬉しいのは、初めてまともな人参ができたこと。人参は種を蒔いてから発芽させる段階でいつも失敗した。種まき後、本当は毎日水遣りしないといけないのが、私の場合、週末しか水をやれない。このたびは、雨のサイクルが奇跡的にうまくいってくれて、ちゃんと発芽したようだ。発芽すれば、その後はほったらかしで育つ。冬の人参は寒さに耐えて、ものすごく甘い。
いま収穫できるのはこれぐらい。あとは、春に収穫する玉ねぎ、ニンニク、えんどう豆が植わっている。もうちょっとしたらジャガイモを植えたり、夏野菜の苗を作ったりする予定。だんだんと1年のスケジュールがわかってきたぞ!
今年は大根がうまくいった。種を蒔いて、芽が出て、ある程度大きくなるまで覆いをかけて虫から守ってやったからだと思う。それをしないと、幼いうちに蛾の幼虫に芯をやられてしまうのだ。その幼いときさえ守ってやれば、あとは少々喰われようが無事育つことが分かった。甘くて瑞々しい良い大根に育ってくれた。
そして、もうひとつ嬉しいのは、初めてまともな人参ができたこと。人参は種を蒔いてから発芽させる段階でいつも失敗した。種まき後、本当は毎日水遣りしないといけないのが、私の場合、週末しか水をやれない。このたびは、雨のサイクルが奇跡的にうまくいってくれて、ちゃんと発芽したようだ。発芽すれば、その後はほったらかしで育つ。冬の人参は寒さに耐えて、ものすごく甘い。
いま収穫できるのはこれぐらい。あとは、春に収穫する玉ねぎ、ニンニク、えんどう豆が植わっている。もうちょっとしたらジャガイモを植えたり、夏野菜の苗を作ったりする予定。だんだんと1年のスケジュールがわかってきたぞ!
| 聖護院大根・人参・青首大根 |
1月 17, 2015
大阪のおばちゃん
大阪駅から職場まで歩く途中に、ちょくちょく寄るデイリーヤマサキ(コンビニ)がある。最近やたらと増えた若い中国人のバイトさんに混じって、日本人のおばちゃんバイトさんが働いている。年の頃は60代といったところだろうか、小柄で明るい、典型的な大阪のおばちゃん。
そのおばちゃんが、すごくいい味を出している。和み系というのだろうか、決まり文句しか言わないほかの若い店員を尻目に、市場のおばちゃんみたいに客と気安くしゃべる。朝のピリピリした気分が、このおばちゃんとしゃべることによって、ふっと緩む。
先日、サラリーマンのおじさんが、このおばちゃんの担当するレジでタバコを買い、カードで払おうとした。機器に慣れないおばちゃんは、色々試したけど上手くいかず、挙句のはてに、「私これあかんわ。悪いけど現金で払ろてくれはる?」と言い放ち、おじさんは仕方なく現金で支払った。なぜか面白かった。若い店員なら、ここで焦ってしまい、無言で奥に消えていき、他の店員を呼んだりするところ。でも、この最強のおばちゃんは出来ないことをちゃんと説明して、ちゃんと素早く物を売った。ちゃんと口で説明してくれれば客もそんなに怒らない。要はコミュニケーション力なのだ。
そんな生身の人間同士のコミュニケーションに対する抵抗のなさが、大阪のおばちゃんの武器であるように思う。
最近、そのデイリーヤマサキがしばらく店を閉めて近くに引越し、店舗を拡大してリニューアルオープンした。店内をのぞくと若い店員さんが増えていた。こぎれいになった店には、もしやあのおばちゃんはもういないのでは!と少し心配したが、大丈夫だった。また前のとおり、いい味を出してちゃんと朝のレジに立っていた。
よかった。
そのおばちゃんが、すごくいい味を出している。和み系というのだろうか、決まり文句しか言わないほかの若い店員を尻目に、市場のおばちゃんみたいに客と気安くしゃべる。朝のピリピリした気分が、このおばちゃんとしゃべることによって、ふっと緩む。
先日、サラリーマンのおじさんが、このおばちゃんの担当するレジでタバコを買い、カードで払おうとした。機器に慣れないおばちゃんは、色々試したけど上手くいかず、挙句のはてに、「私これあかんわ。悪いけど現金で払ろてくれはる?」と言い放ち、おじさんは仕方なく現金で支払った。なぜか面白かった。若い店員なら、ここで焦ってしまい、無言で奥に消えていき、他の店員を呼んだりするところ。でも、この最強のおばちゃんは出来ないことをちゃんと説明して、ちゃんと素早く物を売った。ちゃんと口で説明してくれれば客もそんなに怒らない。要はコミュニケーション力なのだ。
そんな生身の人間同士のコミュニケーションに対する抵抗のなさが、大阪のおばちゃんの武器であるように思う。
最近、そのデイリーヤマサキがしばらく店を閉めて近くに引越し、店舗を拡大してリニューアルオープンした。店内をのぞくと若い店員さんが増えていた。こぎれいになった店には、もしやあのおばちゃんはもういないのでは!と少し心配したが、大丈夫だった。また前のとおり、いい味を出してちゃんと朝のレジに立っていた。
よかった。
1月 10, 2015
羊に感謝
あらためまして、
新年あけましておめでとうございます
お正月の3日目は母とふたりで妹の家に。元旦から降り続いた雪で、京都の町はすっかり雪景色。家の裏の野球場には雪だるまや鎌倉が出現していた。少し溶けかけの雪の原で甥っ子たちと雪合戦をしたら、あくる日、肩が痛くて痛くて大変だった。
10月に生まれた姪っ子も順調に育っている様子。よく笑うようになって可愛かった。
![]() |
| 誰かが前日に作った鎌倉に入る甥っ子たち |
このあと、このカマクラに細工を施して、甥っ子たちの怖がるモラン(ムーミンの話に出てくる生き物)に作り変えた。そして、母親(私の妹)がモランに食べられるところを真剣に見つめていた。
| モラン |
今年はひつじ年ということで、羊毛を大切にする年にしようと思う。古くなったセーターもリフォームして使い尽くすつもり。柄が気に入って、捨てられずにいたセーターをさっそく解体して、レッグウォーマー&リストウォーマーに作り変えた。と言うと、さも大変な裁縫をしたように聞こえるが、実はリストウォーマーは袖を切って切り口を別の毛糸でかがっただけ。レッグウォーマーは胴体部分を筒状にして上にゴムを入れただけ。筒にしたのは途中までで、下半分は開きっぱなし。それをふくらはぎに巻きつけて、足首のところを皮ひもで縛るようにした。レッグウォーマーというより、脚絆(ゲートル?)といったような感じのもの。
| 古いセーターをリフォーム |
この冬は、これのおかげで今のところ寒さ知らず、冷え知らずで過ごせている。勢いづいて、家中の着なくなったセーターを目下リフォーム中。毛糸のスカートや腹巻、ズボンの下に装着できるような薄手のレッグウォーマーを作ろうと思っている。
毛を提供してくれた羊たちに感謝。
1月 01, 2015
行く年くる年
このブログ、あんまり書かないうちに今年もまた終わってしまう。
せっかくだから、大晦日の今日ぐらい何か書いておこう。
今年は午年だけあって(?)、馬とよく親しんだ1年だった。サナギの通う乗馬クラブで馬たちや、馬と関わる人たちと親しくなり、色々と面白い経験をさせてもらった。
10月には初めての姪っ子(妹の3人目の子ども)が生まれた。妹の子は皆、何かしら馬に因んだ名前をつけられている。姪っ子も例外ではない。しかも午年。
私はといえば、相変わらずのんびりと怠惰な1年を過ごしたが、そろそろ脱皮して蝶になりそうな(なるかな?)サナギを見ていると、いよいよ子離れの準備をしなければという気持ちにもなっている。焦り半分、期待半分といったところ。
とか書いているうちに年が明けた。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。
せっかくだから、大晦日の今日ぐらい何か書いておこう。
今年は午年だけあって(?)、馬とよく親しんだ1年だった。サナギの通う乗馬クラブで馬たちや、馬と関わる人たちと親しくなり、色々と面白い経験をさせてもらった。
10月には初めての姪っ子(妹の3人目の子ども)が生まれた。妹の子は皆、何かしら馬に因んだ名前をつけられている。姪っ子も例外ではない。しかも午年。
私はといえば、相変わらずのんびりと怠惰な1年を過ごしたが、そろそろ脱皮して蝶になりそうな(なるかな?)サナギを見ていると、いよいよ子離れの準備をしなければという気持ちにもなっている。焦り半分、期待半分といったところ。
とか書いているうちに年が明けた。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。
12月 31, 2014
フランス土産
サナギの修学旅行、フランスの修道院と城跡訪問のお土産は、多数の写真。その一部をここに。
やっぱり教会のステンドグラスが綺麗。サナギは修道院の暮らしに感じ入った様子。
初めての海外、しかもヨーロッパという遠く離れた場所に行ったわけだが、学校からということで、自由な時間はほとんど無し。またいつか自分で行ってみたいそうだ。
やっぱり教会のステンドグラスが綺麗。サナギは修道院の暮らしに感じ入った様子。
初めての海外、しかもヨーロッパという遠く離れた場所に行ったわけだが、学校からということで、自由な時間はほとんど無し。またいつか自分で行ってみたいそうだ。
11月 09, 2014
朝顔は秋の花?
10月 26, 2014
沈黙の価値
気がつけば、また季節がめぐって今は秋。
前回の更新からなんと3ヶ月も経っている!
その間に色んなイベントがあった。
夏休み、サナギと一緒に北海道に旅行に行ったり、いつも美味しい野菜を届けてもらう有機農家さんを訪問したり、中学、高校、大学それぞれのプチ同窓会に参加したり...
一番近いところでは、昨日、サナギと一緒に映画を見に行った。
『大いなる沈黙へ』という映画。ドイツ人が作った映画だが、舞台はフランスの山あいにある修道院。修道士の日常を淡々と記録したドキュメンタリーで、効果音もナレーションも一切なし。静かな静かな映画で、何ひとつ事件はおこらないにもかかわらず、なぜか後に強烈な印象を残す不思議な映画だった。
久々に本当にいい映画をみた。
前回の更新からなんと3ヶ月も経っている!
その間に色んなイベントがあった。
夏休み、サナギと一緒に北海道に旅行に行ったり、いつも美味しい野菜を届けてもらう有機農家さんを訪問したり、中学、高校、大学それぞれのプチ同窓会に参加したり...
一番近いところでは、昨日、サナギと一緒に映画を見に行った。
『大いなる沈黙へ』という映画。ドイツ人が作った映画だが、舞台はフランスの山あいにある修道院。修道士の日常を淡々と記録したドキュメンタリーで、効果音もナレーションも一切なし。静かな静かな映画で、何ひとつ事件はおこらないにもかかわらず、なぜか後に強烈な印象を残す不思議な映画だった。
久々に本当にいい映画をみた。
7月 21, 2014
ちょっとずつ
ずいぶんと久々の更新。
ぼちぼち夏野菜が取れ始めた。今年は何かと季節の進みが遅い気がするのだが、気のせいだろうか。
今日の収穫は胡瓜、バナナピーマン、茄子、インゲンマ豆、オクラ、伏見甘長唐辛子、サニーレタス、ルッコラ、ねぎ、えだ豆、ミニトマト、トマト。全12種類をちょっとずつ。このちょっとずつというのがなかなかいい。
えだまめは今年初めて植えてみた。他の人たちに忠告されていたとおり、カメムシがついた。それもかなりびっしり。カメムシがついたら、もう臭くなって食べられないよ、と言われていたのだが、試しにいくつか摘み取って茹でて食べてみたら何ともない。確かに見た目は少し痛んでいるけど、カメムシの臭いはしないし、むしろ、取りたてなので甘くて美味しい。
思うに、私の取り方がカメムシの心を乱さなかったから、別に臭いを出す必要がなかったのではないだろうか。心の中で、「ちょっともらいますよ」とつぶやきながら、こっそり取ったのだ。これが良かったのかも。プロの農家ではないので、枝豆を一度に根こそぎ引っこ抜いて収穫する必要はない。よく実の入った充実した豆だけを切り取って、あとのはまだこれから太るかもしれないので、そのまま枝に置いておけばいい。これが家庭菜園の醍醐味だと思う。
そんなやり方で収穫して、あまりにカメムシに優しくしていたので、今ではもう幼虫まで生まれて、色の薄いチビカメムシが枝豆の上をウロウロしている始末。すっかりくつろぎムードなのだ。たぶん彼らは攻撃されないかぎり、あの強烈な臭気を出さないので、要は攻撃されたと感じさせなければいいのかも。そうやって気を使いながら、毎週ちょっとずつ収穫している。
枝豆とトウモロコシは、特に収穫後の味の変化が激しく、取りたての甘さは格別と聞いていたので、今年はこのふたつに挑戦してみた。トウモロコシは蟻の被害にあって失敗したが、枝豆はまずまず満足。
晴天が続いているので、仕込んであった梅を干している。畑の梅の木は地主さんに切られてしまったので、仕方なく今年は無農薬の梅を購入した。大好物の梅干。出来上がりが待ち遠しい。
きのう髪の毛もばっさり切ったし、洗ってから仕舞おうと思っていた冬物も全部洗ったし、タマジの冬毛もおおかた全部抜けたし、いよいよ真夏に向けて準備万端!
ぼちぼち夏野菜が取れ始めた。今年は何かと季節の進みが遅い気がするのだが、気のせいだろうか。
今日の収穫は胡瓜、バナナピーマン、茄子、インゲンマ豆、オクラ、伏見甘長唐辛子、サニーレタス、ルッコラ、ねぎ、えだ豆、ミニトマト、トマト。全12種類をちょっとずつ。このちょっとずつというのがなかなかいい。
| いろいろ、ちょっとずつ |
えだまめは今年初めて植えてみた。他の人たちに忠告されていたとおり、カメムシがついた。それもかなりびっしり。カメムシがついたら、もう臭くなって食べられないよ、と言われていたのだが、試しにいくつか摘み取って茹でて食べてみたら何ともない。確かに見た目は少し痛んでいるけど、カメムシの臭いはしないし、むしろ、取りたてなので甘くて美味しい。
思うに、私の取り方がカメムシの心を乱さなかったから、別に臭いを出す必要がなかったのではないだろうか。心の中で、「ちょっともらいますよ」とつぶやきながら、こっそり取ったのだ。これが良かったのかも。プロの農家ではないので、枝豆を一度に根こそぎ引っこ抜いて収穫する必要はない。よく実の入った充実した豆だけを切り取って、あとのはまだこれから太るかもしれないので、そのまま枝に置いておけばいい。これが家庭菜園の醍醐味だと思う。
そんなやり方で収穫して、あまりにカメムシに優しくしていたので、今ではもう幼虫まで生まれて、色の薄いチビカメムシが枝豆の上をウロウロしている始末。すっかりくつろぎムードなのだ。たぶん彼らは攻撃されないかぎり、あの強烈な臭気を出さないので、要は攻撃されたと感じさせなければいいのかも。そうやって気を使いながら、毎週ちょっとずつ収穫している。
枝豆とトウモロコシは、特に収穫後の味の変化が激しく、取りたての甘さは格別と聞いていたので、今年はこのふたつに挑戦してみた。トウモロコシは蟻の被害にあって失敗したが、枝豆はまずまず満足。
| 土用干し |
晴天が続いているので、仕込んであった梅を干している。畑の梅の木は地主さんに切られてしまったので、仕方なく今年は無農薬の梅を購入した。大好物の梅干。出来上がりが待ち遠しい。
きのう髪の毛もばっさり切ったし、洗ってから仕舞おうと思っていた冬物も全部洗ったし、タマジの冬毛もおおかた全部抜けたし、いよいよ真夏に向けて準備万端!
4月 06, 2014
3月 29, 2014
3月 02, 2014
いにしえの
パスポートが出来上がったので取りに行ってきた。5年のは紺色で、10年のは赤だということを初めて知った。当面は使う予定のないパスポートだけど、これでインドでもどこでも行こうと思えば行ける。まだまだ先の話だとは思うけど、今度もし海外に行くことがあったら、是非その土地の畑が見てみたい。違う視点を得たことで、きっと前より有意義な旅ができるような気がする。
パスポートを取りに行ったついでに、というより、実はこちらがメインだったのだが、神戸市立博物館のターナー展に行ってきた。一番好きな西洋の画家はクレーだけど、大学生の一時期、ターナーにはまっていた。今回行って分かったけど、私が好きなのは特に晩年の作品。一連の色の習作に属する幻想的な作品だ。とにかく色がきれい。
よくターナーの絵を楽譜台に立てて、それを眺めながらピアノを弾いたものだった。完全な自己陶酔。今の若い子の言葉を使うなら、ちょっとした黒歴史。残念ながら私の一番好きな絵は来てなかったけど、逆に私の知らない彼の作品が多く見られたのは良かった。
しかし、今回それを上回る収穫が!それは、博物館の「学習コーナー」に設けられた銅鐸の拓本。鶴や亀、人間や魚など、銅鐸に描かれた絵柄の拓本が取れるコーナーがあるのだ。銅鐸の表面の凹凸を再現した金属板が置いてあり、そこに紙を当てて鉛筆でこするだけ。たぶん子供向けのコーナーなのだろう。けど、無人だったし、連れもいなかったので、独りで心ゆくまで拓本が取れた。とうとう昔からの憧れの図柄たちを手に入れたぞ!!
この圧倒的なデザイン力!有名な画家も良いけれど、古代の無名の職人たちの美的センスには時代を超えた新しさがあるように思える。なかなか収穫の多い一日だった。
| 使うあてのないパスポート |
パスポートを取りに行ったついでに、というより、実はこちらがメインだったのだが、神戸市立博物館のターナー展に行ってきた。一番好きな西洋の画家はクレーだけど、大学生の一時期、ターナーにはまっていた。今回行って分かったけど、私が好きなのは特に晩年の作品。一連の色の習作に属する幻想的な作品だ。とにかく色がきれい。
よくターナーの絵を楽譜台に立てて、それを眺めながらピアノを弾いたものだった。完全な自己陶酔。今の若い子の言葉を使うなら、ちょっとした黒歴史。残念ながら私の一番好きな絵は来てなかったけど、逆に私の知らない彼の作品が多く見られたのは良かった。
しかし、今回それを上回る収穫が!それは、博物館の「学習コーナー」に設けられた銅鐸の拓本。鶴や亀、人間や魚など、銅鐸に描かれた絵柄の拓本が取れるコーナーがあるのだ。銅鐸の表面の凹凸を再現した金属板が置いてあり、そこに紙を当てて鉛筆でこするだけ。たぶん子供向けのコーナーなのだろう。けど、無人だったし、連れもいなかったので、独りで心ゆくまで拓本が取れた。とうとう昔からの憧れの図柄たちを手に入れたぞ!!
| 亀? |
| トカゲ? |
| 鹿狩り? |
| サギが魚を取っている? |
| こんな紙が置いてある |
この圧倒的なデザイン力!有名な画家も良いけれど、古代の無名の職人たちの美的センスには時代を超えた新しさがあるように思える。なかなか収穫の多い一日だった。
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