人間たちの忙しさとは無縁の下の2匹。毎日ベランダでこんな感じ。カメちゃんは、すっかりタマジがお気にいりで、こうやって慕って行く。タマジはそれが鬱陶しくて仕方がない様子。避けられても、逃げられても、タマジに寄っていくカメちゃん、なかなか可愛くなってきた。
下の花は、明石公園の花見のときに撮った、私の大好きな花。名前は知らない。桜より、こういう花の方が好き。わすれな草の原種なんじゃないかと思うけど...
最近ちょっと気になるのは、桜や紅葉の「夜間ライトアップ」という行為。あれはどうかと思う。それなりに綺麗なのかもしれないけど、自然の事物は、自然光で照らされたときにこそ美しい。
人工では絶対に不可能な色を、自然の光は見せてくれる。色は常に光や湿度など、様々な自然条件に左右されるので、早朝や夕刻時など、うまく条件が揃ったときに、ほんの一瞬だけ植物が見せてくれる色は、本当に「有り難い」色であり、それを見ただけで、得も言われぬ幸福感に満たされる、そんな色なのだ。その天からの贈りものに触れずに、夜間ライトアップの色だけを見るならば、色というものの持つ凄さ、有り難さを知らずに終わってしまうと思う。
それ以上に、植物にとって有害なのではないだろうか、という気もする。私は電気が点いていると絶対に眠れない。植物にも、私のような神経質なのがいるかもしれない。明るくされると眠れない。不眠症の植物が、きれいな色を出せるわけがない。昼間もしょんぼりしてしまうのではないだろうか。心配になってしまう。夜型になった人間の暮らしを、植物にまで押しつけなくても...
夜、しっかり眠って、朝日で目覚める山の木々の色こそが、本当の秋の色だと思う。