きっと被災地でも、本当の花や、人の花、遠くからは見ることのできない多くの花が咲いているに違いない。そして、いずれ立派な実を成らせるにちがいない。
甥っ子は目下、段差や階段に挑戦中 |
さて、後日談。無駄な電力使用に個人レベルで抗うため、エレベーターやエスカレーター、自動販売機などを使わないこと誓ったわけだが、なんのことはない、普段からあまり使っていなかったため特に何も不自由はない。ただ、エスカレーターは避けようがない場合がある。階段をなくしてしまって、すべてエスカレーターに変えてあるのだ。
よちよち歩きの子どもが、階段を上り下りできるようになったき、何ともいえず嬉しそう。でも、せっかく習得したその能力も、いずれエレベーターやエスカレーターによって無用のものと化するのだ。そうやって、人間はせっかく習得した能力を「便利」という言葉にだまされて、ひとつひとつ失っていくのかもしれない。それはいやだ。
家の前の桜は二分咲きぐらい |
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