「幸せの黄色いハンカチ」のもじりだと分かってもらえただろうか。
最近、色々と出汁を試してみている。今までは、だし昆布と液体だし(コープ商品。人工調味料無添加)を併用していた。これは文句なしに美味しい。でも、この液体だし、結構なお値段で、和食が中心の我が家では消費量が激しく、結果、ものすごい出費となる。そこで、なにか代替品がないかと模索中なのだ。
それで、色々試してみた。何しろ、調理に費やせる時間が限られているので、昆布(これは浸けておけばいいだけなので使う)の他は、やっぱり液体だしが便利。粉末だしは、あんまり美味しくないし、酢の物や和え物など、汁物以外には使いにくい。そこで、他の2種類の液体だしを試してみた。いずれも、名前は立派なのだが、味はいまいち。アミノ酸(人工調味料)が入ってるから後味悪いし。
そして、とうとう原点に戻って、ちゃんとかつお節でだしをとることに。でも、かつお節だけ使うと高いので、業務用の削り節(かつお以外にも、サバや小魚などが混入している)を買ってみた。かなり分厚く削ってある。昆布と、この削り節で出汁をとってみた。すると、もうめちゃくちゃに美味しい!ものすごく濃厚な出汁がとれるのだ。おととい、そして昨日と、それでみそ汁を作ったら、もうたまらない。2~3杯おかわりしてしまった。後味まで素晴らしい!
それで思い当たった。これなのだ。寒い朝のうどんに含まれる「しあわせ」は。寒くなくても、うどんじゃなくても、同種のしあわせ感が、確かに今ここに。ということは、要するにあの「しあわせ」の正体は、昆布と削り節で丁寧にとった出汁だったのだ。おそらく、化学的には分析できない何かが、きっとそこにはあるのだろう。
そうと分かったからには、これからもこの出汁でいこう。(できるだけ)
ひとつ誤算だったのは、出し殻はタマジが食べてくれるであろうと期待していたのが、見事に裏切られたこと。見むきもしない。このぜいたくもん!!
ということで、出し殻は昆布と一緒に、うどん屋さんを見習ってつくだ煮にしよう。
(できるだけ)
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