近所に咲いているロウバイ。花が蝋細工のように見えるので蝋梅というそうだ。強い芳香をあたり一面にまき散らしている。
1月は、いつもこの花を楽しみにしている。花の乏しいこの時期に、ひとり豪華に咲いている。競争相手がいないから、もう少し手を抜いても大丈夫だと思うのに、見た目も香りも極上品。身も心もボロボロという時でも、その香りを肺いっぱいに吸い込むと、身体全体が清められ、新しい活力がわくような気分になるから不思議。
水仙も咲き始めた。同じく、清らかな香りのする花だが、ロウバイにはかなわない。
2月に楽しみにする花は、何といっても沈丁花。これにはどんな花もかなわない。ロウバイの盛りが過ぎるのを惜しみつつ、沈丁花を楽しみに待つときの気持ちは、何ともいえず贅沢だ。
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