4月 23, 2011

サーランギ・羊毛

最近このブログを個人的なアルバム代わりに使っているような気がする。とりあえず気に入った写真をアップしておけば、グーグルに保存されるだろうという魂胆。というわけで、今回もとりとめのない写真の羅列。

1000円のランチ
チャパティーの下にパーパル(豆のスパイシーな煎餅)、
スパイスの効いたパコラ(かき揚げ)が潜んでいる。
ごはんの上にあるのはアチャール(根菜の油漬け)。
野菜のカレー、豆スープ。全部おいしかった!

先日、ヨガのaccoちゃんに教えてもらったネパール料理、サーランギ(※弦楽器の名前)に行ってきた。美味しかった!元お坊さんのネパール人のご主人がひとつひとつ丁寧に作る料理。彼自身がベジタリアンなため、料理も菜食。私も安心して食べられる。

お店には、生まれたばかりの3ヶ月の赤ちゃんと、そのお兄ちゃん(3歳)がいて、日本人の奥さんが店舗の隣の座敷で赤ちゃんをあやしていた。ものすごく家庭的なお店。料理の味も家庭的。お気に入りのお店がまた増えた。
新神戸駅の近くに咲いていた、私の大好きな花
忘れな草に似てるけど、ちがうらしい。もっと小さい。
何の花だろう?

さて、話は変わる。今年もまた、サナギの学校の学院際用のバザー手作り品を作る時期がやってきた。材料費3千円以上(「以下」ではない!)で3品。すっかり忘れていた。どうしよう、今年は何を作ろう...と考えた結果、前から興味があった羊毛フェルトに挑戦することにした。今から暑くなるのに、羊毛細工なんて売れるかなあ...とも思ったけど、まあ売れなければ自分で買い戻せばいいし。

まずは羊毛を丸めて針でつつき、
フェルトボールを作る

これが、なかなか楽しい。まずは羊毛の原毛(着色済み)を買ってきて、それを丸めながら特殊な針(先にちいさな突起がいくつも付いている)でチクチク刺す。毛が次第にからまってきて、だんだんとフェルト状になってくる。刺せば刺すほど固くなる。

サディスティックな喜びというのか、あるいは毎朝ひどくからまった髪の毛(サナギの頭髪)をほぐす作業をやりすぎているため、その逆の作業でバランスが取れるからか、無心になれて楽しかった。客観的に見ると、かなり辛気臭い感じのする作業だけど。

フェルトボールのネックレス



達人になると、このやり方で動物やお菓子など、ありとあらゆるものを作るようだ。羊毛はカラフルだし、出来上がりは何となく優しい感じがするし。これも大いに気に入った。
これが原毛

4月 16, 2011

芽吹き

朝日に照らされるお初天神の楠・銀杏の新芽

神社に住むトラちゃん。まだ子ども

真正面を向いてくれた
いい天気でご機嫌さんだった


中之島図書館前の銀杏の新芽


4月 11, 2011

北播磨にて


播磨中央公園

ソメイヨシノではない桜を発見

ヤマツツジはまだ咲き始め

整列!

元気なたんぽぽ

ソメイヨシノではない桜 その2

タチツボスミレ


コブシ? モクレン? 枝の形が美しい!

夫婦杉


ちょっと変わった枝垂桜

花はこんな感じ

レンゲも咲いていた

4月 05, 2011

目にはさやかに見えねども

冬の寒い時期に、枇杷の木が花を咲かせていることを知っている人は少ないのではないだろうか。実は私も知らなかった。日高敏隆さんの本で知り、さっそく枇杷の木に近づいて確かめ、本当だ!と感動した。冬のさなか、遠目には分かりにくい、枯れ草のような茶色の花を咲かす。近づくと、ほんのりと芳香を放っていることに気づく。この地味な花が、初夏に美味しい黄金の実を結ぶなど、にわかに想像しにくい。

きっと被災地でも、本当の花や、人の花、遠くからは見ることのできない多くの花が咲いているに違いない。そして、いずれ立派な実を成らせるにちがいない。

甥っ子は目下、段差や階段に挑戦中

さて、後日談。無駄な電力使用に個人レベルで抗うため、エレベーターやエスカレーター、自動販売機などを使わないこと誓ったわけだが、なんのことはない、普段からあまり使っていなかったため特に何も不自由はない。ただ、エスカレーターは避けようがない場合がある。階段をなくしてしまって、すべてエスカレーターに変えてあるのだ。

よちよち歩きの子どもが、階段を上り下りできるようになったき、何ともいえず嬉しそう。でも、せっかく習得したその能力も、いずれエレベーターやエスカレーターによって無用のものと化するのだ。そうやって、人間はせっかく習得した能力を「便利」という言葉にだまされて、ひとつひとつ失っていくのかもしれない。それはいやだ。

家の前の桜は二分咲きぐらい