祖母が旅立った4日後、中さんのところに新しい命が誕生した。これだから、悲しいことがあっても、耐えられる。別れがあっても、また出会いがある。世の中うまい具合に出来ていると思う。
中さん、ご出産おめでとうございます!
まずは、とにかく無事お生まれになって、何よりですね。母子ともにお疲れさまでした。鼻筋の通った美しい娘さん。日々どんどん成長していくのが、これから本当に楽しみですね!
9月 27, 2008
裏庭にはにわ
今日は小学校の運動会。秋晴れの、最高の天気だった。サナギの出番の合間に、私も通った、この小学校の裏庭を散策。
嬉しいことに、私たちの学年が卒業記念に制作した「埴輪」がまだいくつか壊れずに残っている。私の班が作ったのはこの猿の埴輪。たぶん、「見ざる、言わざる、聞かざる」のうちの、「言わざる」。もうすっかり苔生しているが、20年近く経った今でも無事、裏庭に立っているというのが、いつ見ても嬉しい。小学生の頃の自分が、まだそこに居るようで。
裏庭には彼岸花も咲いていた。
アゲハチョウがやってきたので、思わずパチリ。
でも、このあと、彼岸花は無惨に手折られ、地面に散乱していた。彼岸花の汁には、弱い毒があるらしい。今夜、手がかぶれている子が花荒らしの犯人だ!
嬉しいことに、私たちの学年が卒業記念に制作した「埴輪」がまだいくつか壊れずに残っている。私の班が作ったのはこの猿の埴輪。たぶん、「見ざる、言わざる、聞かざる」のうちの、「言わざる」。もうすっかり苔生しているが、20年近く経った今でも無事、裏庭に立っているというのが、いつ見ても嬉しい。小学生の頃の自分が、まだそこに居るようで。
裏庭には彼岸花も咲いていた。
アゲハチョウがやってきたので、思わずパチリ。
でも、このあと、彼岸花は無惨に手折られ、地面に散乱していた。彼岸花の汁には、弱い毒があるらしい。今夜、手がかぶれている子が花荒らしの犯人だ!
9月 24, 2008
9月 17, 2008
9月 15, 2008
忙しいお月見
まだ暑い日もあるけど、季節は確実に変わっていっている。
大阪の御堂筋沿いのイチョウの木には、もう黄色い銀杏の実がたわわに実っているし、家の近所では萩も咲いている。田舎に行けば、きっと彼岸花が赤く色づき始めているだろうと思う。夜に聞こえてくる虫の合唱は、もうメンバーがすっかり秋の歌い手に変わっているし、タマジも前足を身体の下に折りたたんで「香箱を作る」ようになった。これだけ証拠が揃ったら、もう秋だ。
昨夜は中秋の名月。ベランダで、みんなで拝んだ。みんなというのは、母、サナギ、私、それから、タマジ、カメちゃん。お供えは塩で味をつけただけの月見だんご。ススキが無かったから、ベランダに植えた猫草が成長しすぎたもの(ちょっとススキに似た穂が出ている)で代用。あとは、里芋の入った団子汁。白味噌仕立て。
肝心のお月さんは、薄い雲がかかっていて、何だか鈍い色の顔料で空にささっと描いたような、あるいは、「お月さんのシール」を空に貼りつけたような、立体感の乏しい、冷めた満月だった。
それとは対照的に、ベランダでは、タマジとカメちゃんが大はしゃぎ。
カメちゃんは、最近、気が向いたら自分で水槽から出てきて、好きなときにまた水槽に帰るようになっている。出るときは、出るというより落ちる感じ。「ゴツン!」という鈍い音が聞こえたら、カメちゃんが水槽から出た合図。帰るときは、水槽に立てかけた水槽の蓋を、梯子のように登って行って、水槽の中に「ぽちゃん」と落ちる。なかなか頭のいい子だと、最近ちょっと見直している。
珍しく、人間が全員ベランダに出て、しかも食事なんかしているので、カメちゃんは水槽から出てくるし、タマジも調子に乗って、ベランダを走り回る。そのうちタマジはヤモリを見つけて追いかけ始め、カメちゃんと、タマジに追われて逃げ回るヤモリが、猛スピードでベランダを這い回る。暗くてよく見えないため、人間組は、それらを踏まないようにするので必死。何だか忙しい夕食になった。
月は、その後、雲を抜けて、ほんのひととき煌々と輝き(ちょっといつもより赤いような気がした)、その後また雲のベールを纏って冷静に登っていった。
朝、起きてみると、ベランダには蟻の黒だかり。昨夜のヤモちゃんだ。かわいそうに。でもこれ、数日間そのままにしておくと、蟻が撤退した後、ヤモちゃんは綺麗に白骨になっている。いつも感心するのだが、蟻ってすごい。
お彼岸まであと少し。
大阪の御堂筋沿いのイチョウの木には、もう黄色い銀杏の実がたわわに実っているし、家の近所では萩も咲いている。田舎に行けば、きっと彼岸花が赤く色づき始めているだろうと思う。夜に聞こえてくる虫の合唱は、もうメンバーがすっかり秋の歌い手に変わっているし、タマジも前足を身体の下に折りたたんで「香箱を作る」ようになった。これだけ証拠が揃ったら、もう秋だ。
昨夜は中秋の名月。ベランダで、みんなで拝んだ。みんなというのは、母、サナギ、私、それから、タマジ、カメちゃん。お供えは塩で味をつけただけの月見だんご。ススキが無かったから、ベランダに植えた猫草が成長しすぎたもの(ちょっとススキに似た穂が出ている)で代用。あとは、里芋の入った団子汁。白味噌仕立て。
肝心のお月さんは、薄い雲がかかっていて、何だか鈍い色の顔料で空にささっと描いたような、あるいは、「お月さんのシール」を空に貼りつけたような、立体感の乏しい、冷めた満月だった。
それとは対照的に、ベランダでは、タマジとカメちゃんが大はしゃぎ。
カメちゃんは、最近、気が向いたら自分で水槽から出てきて、好きなときにまた水槽に帰るようになっている。出るときは、出るというより落ちる感じ。「ゴツン!」という鈍い音が聞こえたら、カメちゃんが水槽から出た合図。帰るときは、水槽に立てかけた水槽の蓋を、梯子のように登って行って、水槽の中に「ぽちゃん」と落ちる。なかなか頭のいい子だと、最近ちょっと見直している。
珍しく、人間が全員ベランダに出て、しかも食事なんかしているので、カメちゃんは水槽から出てくるし、タマジも調子に乗って、ベランダを走り回る。そのうちタマジはヤモリを見つけて追いかけ始め、カメちゃんと、タマジに追われて逃げ回るヤモリが、猛スピードでベランダを這い回る。暗くてよく見えないため、人間組は、それらを踏まないようにするので必死。何だか忙しい夕食になった。
月は、その後、雲を抜けて、ほんのひととき煌々と輝き(ちょっといつもより赤いような気がした)、その後また雲のベールを纏って冷静に登っていった。
朝、起きてみると、ベランダには蟻の黒だかり。昨夜のヤモちゃんだ。かわいそうに。でもこれ、数日間そのままにしておくと、蟻が撤退した後、ヤモちゃんは綺麗に白骨になっている。いつも感心するのだが、蟻ってすごい。
お彼岸まであと少し。
9月 01, 2008
ラッキョウタイプ??
妹がまた、おバカな本を買ってきた。猫の肉球ばかり載ってる本だ。その名も、『ねこの肉球完全版』(文藝春秋)
それによると、タマジの肉球は典型的な「ラッキョウ」タイプ。全体が暗い小豆色。このタイプの子の性格は「犬みたい」なんだそうだ。 とても素直で、遊び好き。おもちゃをくわえて持ってきて、「遊ぼ」と誘ってきたり、言われたことに素直に従ったり。たしかに、ちょっと当たってるかも。
いちおう多数の事例を元に、「研究」した結果なのだそうなので、統計的に、ある程度いえるのかもしれない、なんて、私まで納得してしまったりして。さなぎはもちろん大喜び。
他にも色んな肉球が載っていて、知ってる猫ちゃんの肉球を調査して、あてはめてみると、なかなか面白い。相性まで載っている。タマジの場合、たくあんタイプ(肉球が黒とピンクのまだら)の子と相性がいいらしい。たくあんの子は、自分がボスだと主張したがり、タマジのタイプは素直なので、すぐに従うからだそうだ。
肉球マニアというのがいるらしい。たしかに、猫の中でも、特に魅惑的な部分かもしれない。猫の身体の中で、唯一「汗をかく」部分でもある。
この本、ただいま職場の同僚のところを巡回中。
それによると、タマジの肉球は典型的な「ラッキョウ」タイプ。全体が暗い小豆色。このタイプの子の性格は「犬みたい」なんだそうだ。 とても素直で、遊び好き。おもちゃをくわえて持ってきて、「遊ぼ」と誘ってきたり、言われたことに素直に従ったり。たしかに、ちょっと当たってるかも。
いちおう多数の事例を元に、「研究」した結果なのだそうなので、統計的に、ある程度いえるのかもしれない、なんて、私まで納得してしまったりして。さなぎはもちろん大喜び。
他にも色んな肉球が載っていて、知ってる猫ちゃんの肉球を調査して、あてはめてみると、なかなか面白い。相性まで載っている。タマジの場合、たくあんタイプ(肉球が黒とピンクのまだら)の子と相性がいいらしい。たくあんの子は、自分がボスだと主張したがり、タマジのタイプは素直なので、すぐに従うからだそうだ。
肉球マニアというのがいるらしい。たしかに、猫の中でも、特に魅惑的な部分かもしれない。猫の身体の中で、唯一「汗をかく」部分でもある。
この本、ただいま職場の同僚のところを巡回中。
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