

皮をさらに、表皮とパルプ(薄皮と果肉の絞りカス)とに分ける。パルプの部分にも、繊維やわずかに残った果汁など、いろいろ栄養が詰まっていそうなので、捨てずに使う。砂糖で煮て、ペースト状にしよう。少し表皮も入れて。そして、今回のメインプロダクトである「柚子ピール」!こんなにたくさん材料がとれた。これを砂糖で煮詰めて、天日で乾かし、グラニュー糖をまぶせば、できあがり。「ざぼん漬け」みたいなものだ。
「陳皮」という漢方薬が風邪に効くように、きっと柑橘類の皮には何か風邪の予防になるようなものがあるに違いない。冬の間せっせとこの柚子ピールを食べよう。マーマーレードやオレンジピール・レモンピールなど、酸味・苦味が大好きだ。完成が楽しみ!
部屋の中は柚子の皮を炊く香りでいっぱい!気持ちいい。今日もその作業のつづき。今日は炊きあがった皮を天日に干す作業。いかなごのつくだ煮作りといい、こういう果物を加工する作業といい、こうやって、自然の恵みを、じっくり加工して保存食を作る作業は、私の何よりも好きな作業だ。こういうことをしているときが最も自分が「生きている」と感じる。
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