外を歩いていると、どこからか良い香りが漂ってくる。いつも同じ匂いだ。職場の近くでも、家の近所でも。何だろう何だろうと、ずっと気になっていた。キョロキョロしながら、一生懸命その香の源を探ってみたら、いつも必ず近くに何かミカン科の木があって、満開の花を咲かせていることが分かった。ミカン科の木が、こんなに強い芳香を放つとは。こんなに身近な果物なのに、今まで全然気がつかなかった。
写真は、朝の清々しい空気の中で、さっそく野外観察を始めているタマジ。でも、人間に見られていることや、カメラを向けられていることに気がつくと、すかさず、くねくね、すりすり、おちょけて見せる。(次の写真) 動物写真家の岩合光昭さんによると、これはオス猫の特徴なのだそうだ。一種の自己顕示欲? それとも照れ?
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