今日は小春日和で暖かかった。いつのまにやら1月が終わり、今日から2月。
畑へ行ってみると、もう小さな春が。オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなどが咲いていた。テントウムシもいっぱい。あちこちで交尾をしていた。アブラムシを食べてくれる頼もしいテントウムシ、どんどん増えてほしい。
作業をしていると、軽く汗ばむような暖かさだった。季節はもう確実に春に向かって進んでいるんだなあ。
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オオイヌノフグリ |
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テントウムシがいっぱい! |
冬野菜は、大根ぐらいしか植えてない。それも、早い段階でシンクイムシ(芯喰い虫)にやられて、みんな瀕死の状態だった。それでもずっと見守っていると、自力で復活。何株かは大きな大根にまで育ってくれた。ただ、紆余曲折のあとが見られる。下のように、葉っぱが2箇所から出てうさぎの耳みたいになってたり。
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ウサギの耳みたいな葉っぱの聖護院大根 |
冬の畑は楽しい。蚊がいないし、草もあんまり生えないし、土を触ると何ともいえず温かくて、いとおしい気持ちが湧き上がってくるし。
大根のほかには、玉ねぎ、ニンニク、えんどう豆、レタス、ルッコラ、春菊などが植わっている。有難いことに、まったくの無農薬にもかかわらず、葉物には虫がまったくいない。それというのも、私の畑をなわばりにしている下の鳥たちのおかげ。
どちらも昆虫を食べる鳥なので、居てくれると大助かり。私が作業をしていると、手を伸ばせば届くほど、すぐ近くまでやってくる。私の作業によって出てくる土の中の虫を食べるためだろう。よく見ると、とても可愛い。
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イソヒヨドリ |
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ハクセキレイ |
同じく私の畑をなわばりにしている生き物がもう1匹。それはこの人相の悪い猫ちゃん。何を食べに来るのかわからないけど、よく見かける。立派な身体に太い尻尾。最初はタヌキかと思った。きっと畑の周りにいるトカゲや蛙、ネズミなんかを食べに来るのだろう。
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野生の猫 |
土の中では微生物やミミズが、土の上では鳥や虫や猫が、それぞれの生活を営んでいて、そのおかげで私が美味しい野菜を収穫させてもらっている。ありがたや。