7月 29, 2012

保存食づくり

すさまじい暑さが続いている。さすがに日中は畑に出られない。ので、昨日は漬けてあった梅の土用干しなどやってみた。うまくいったらいいな~梅干。


畑の自然梅を梅干に!

先週たくさんもらったミニトマトでドライトマトに挑戦。でも天日に干さないため、ドライトマトというより焼きトマトのオイル漬け。簡単にできるわりに、味はなかなか本格的。美味しすぎて保存食にならない。

ミニトマトを半分に切ってオーブンで焼いてみた


十分焼いたあと瓶に入れ、
にんにく・バジル入りオリーブオイルを注ぐ。

キュウリの収穫が最盛期を迎えている。毎日だいたい3~4本。というわけで、ピクルスに挑戦。これも、簡単で美味しい。サンドウィッチにめちゃくちゃ便利。

水・酢・砂糖・月桂樹の葉・クローブ・マスタード等を
いったん煮詰めて冷ました漬け液に漬け込む。

そして保存食とは関係ないけどタマジ。この暑い部屋で(うちはリビングにエアコンがない)、わざわざパソコンの一番熱いところにお腹を当てて寝ている。電磁波治療でもしてるのか??

お気に入りの場所

そして、じりじりとマウスに迫る

サナギの手に自分の手が触れると安心して熟睡する。


それと、かねてから気になっていたこと。それは蝉の抜け殻の背中から飛び出した白い糸。何だろう何だろうと思って調べてみたら、面白いことが書いてあった。※昆虫の苦手な人は見ないで下さい。 →「空蝉の白い糸」

蝉のぬけ殻から出ている謎の糸


ちょっと気持ち悪い画像のあとは、口直しに爽やかな色の朝顔。ピンクや紫もいいけど、やっぱり青いのが一番すき。

ベランダのアサガオ

7月 21, 2012

生産と消費

蝉が鳴き始めた。大好きな百日紅(サルスベリ)も咲き出した。日差しが急に強くなった。いよいよ夏到来!

頼んであったブルーベリーが今日届いた。瑞々しくて美味しい!このたびは、日ごろ畑でお世話になっているTさん夫妻と、畑の主のじいちゃん宅にもお届けした。 作物の世話や真夏の収穫作業の大変さを熟知している人たちなので、この珍しい果物をものすごく喜んでくれた。

「いなかふれさか」のブルーベリー

病気で倒れた地主さんに代わって畑の世話をしてくれているTさん夫妻とは、もうすぐ1年の付き合いになる。が、実は前から縁があったのだ。というのも、Tさん(ご主人のほう)が会社を退職したときの確定申告を、なんと私の母がやっていたのだった。世間はせまい。その人と畑で偶然会おうとは!

自分の奥さんのことを「おばはん」と呼ぶ、口の悪いTさんだけど、仕事は丁寧だし、仲良くなってみるとめちゃくちゃ親切だし、ユーモアのセンスもあって楽しい。口の悪い人は嫌いじゃない。(その筆頭にあげられる超毒舌家は、ほかでもない、うちのサナギである。)

そのTさん夫妻から毎週いろいろ頂く。きゅうり、ナス、トマト、ミニトマト、いんげん豆、ねぎ等々。今日もトマトとミニトマトをたくさんいただいた。

トマトだらけ!

一度に食べきれないので、ドライトマトに挑戦することにした。本当は天日で干すのがいいんだろうけど、今日はあいにく曇りだし、平日の管理が難しそうなので、オーブンで焼きながら作ることに。(うまくできたらアップします)

キュウリもたくさんとれたので、いまピクルスにしているところ。大きなトマトはトマトソースにして保存しておくつもり。畑をやっていくことと、保存食を作ることはセットで習得していかないといけないと思った。漬物、干物、ソース、ジャム...。時間はかかるけど楽しい。

最近、農産物は知り合いの人に紹介してもらった生産者の人から直接買うことにしている。買い物の過程をできるだけシンプルにしたいし、生産過程もわかっているので安心して食べられるし、そして何より味が濃くて美味しいからだ。写真のブルーベリーもそうだけど、化学肥料や農薬を使わず、いい土を作ることに取り組んでいる農家の作物は「ほんもの」の味がする。

生産過程が安心という意味では、たとえば、いずれ電気なんかも知り合いから買える世の中になるといいなと思う。もちろんその電気とは、化石燃料や原子力を使わないやり方で作った電気。でも近い将来、それも実現しそうな気がする。

自分の畑のものと、有機農家のもの、それらを主体に食事を構成しているため、自然と旬のものばかり食べることになる。あとは少し卵、肉類、魚類を足すだけ。それも、そのうち知り合いから買うか、自分でとれるようになるといいなあ。せめて卵と小アジぐらい。近くでとれた旬のものを食べるというのが食の基本だと思う。(ときどきアボカド食べるけど...)

それにしても、この暑い日差しのなかで育った夏野菜が身体を冷やしてくれ、寒い冬に育った冬野菜が身体を温めてくれるというのは、考えてみれば不思議だけど、それは野菜自身が身を守る手段として獲得してきた成分を人間が摂取して恩恵にあずかっている、ということなのだろうか。何にしても、ありがたく頂戴している。

7月 16, 2012

6歳のタマジ&夏野菜

またまた間があいてしまった。草引き、そしてまた草引き。取っても取っても生えてくる。その生命力に感服する。まだこんなに小さいのに!というくらい幼いうちから花を咲かせ、急いでタネをつける。これも生きる戦略なのだろう。

畑の近況をとりあえず画像だけでも急ぎ足で記録しておく。

 が、その前にタマジ。7月7日に6歳の誕生日を迎えた。もう立派に「おっさん」の風格。

6歳になったタマジ

ベランダのゴーヤ


ベランダのかぼちゃ


サナギが集めてきたヤマモモ。すごく立派!



ズッキーニ


順調に育っているトマト

ようやく軌道に乗り始めた茄子

とげとげの長~いキュウリ



美しい茄子の花

ミニトマトの花

ミニトマトの実

オクラの花も美人さん!

ブロッコリー

米茄子


仕込み中の梅干

畑に関しては、色々とうまくいかないことも多いけど、最初の数年は練習と思って何でもやってみようと思う。初心者はふつう苗を買ってつくり始めるのが一般的だけど、私は野菜の全部の段階を知りたいので、なるべくタネから植えている。それもあって、なかなかうまくいかない。それでも、何とかズッキーニ、キュウリ、シシトウ、オクラなど夏野菜が取れ始めている。ありがたい。 

トマト、じゃがいも、ピーマンなどは茄子の仲間。かぼちゃ、ズッキーニ、ゴーヤなどは胡瓜の仲間。オクラは葵の仲間、サツマイモは昼顔の仲間で、アサガオと同属。今まで知らなかったことが沢山。そして、決まった虫が決まった野菜につく。雑草なども、それぞれに発芽の時期がある。そういうことを自分で発見するのが何より面白い。

 もっともっと、野菜や草や虫のことなどを知りたいと思う。