8月 28, 2010

猫の目研究

昼間のおめめ
さなぎの夏休みの宿題、理科はお決まりの自由研究。日もなくなってきたので、手近なところで済ませることにしたもよう。

というわけで、猫と人間の瞳孔の比較。朝、昼、晩と、猫の瞳孔の大きさは劇的に変化する。果たして人間はどうか?なんて。あまりに単純な比較で、こんなの研究になるかどうか...。

何とかもうひと工夫できないものか。
これは夜のおめめ

8月 24, 2010

季節はずれの春闘

最近さなぎの賃上げ要求が激しさを増している。いわゆるベースアップの要求。ならば働け!と言ってやった。とうわけで、これまでのお風呂の用意、タマジのトイレ掃除に加えて、洗濯物の取り込み&たたみ、服の収納を新たな労働として加えた。本当は、そんなぐらいタダでやってほしいけどな...

中学に入って、さなぎ関連の出費が増えた。これまでは乗馬の月謝だけだったのが、学費や交通費、携帯電話代が加わった。これで十分ちゃう?と思うけど、おこずかいは別枠なのだそう。まあ言い分はわかる。

小学校のときは、少なくともジャンプ代は毎週出してあげるという「ジャンプ保証」だけで満足していた。それで月に約1000円。中学に入り、それにジャンプスクエア(月刊)が加わって、月に1500円。今はマンガ以外の出費もあるのだそうで、さらに500円アップしてくれと言ってきた。というわけで労働してもらうことに。

友達同士で出かけることも多くなっているし、これからどんどんお金が要るようになっていくんだろうな。ついていくかな、私の収入...

さなぎの同級生の中には、なんと年収300万円(!)の子が居るらしい。月20万円以上のおこずかいってこと!? まあそれは異常だとしても、いったいどれぐらいまで値が上がっていくんだろう、子供のおこずかいは。

だんだんと子育ての様相が変わってきた。ここらで一度、ちゃんと考えないと。

8月 21, 2010

あつい!

もうほんとに、どうなっているんだろうと思うほど暑い。

特に大阪梅田の路上!生命の危険を感じるほど暑い。

密集するビルからの熱、発達した地下街からの熱、道路に並ぶ自動車からの熱、それらすべて梅田の路上に集まっているんだろう。いわゆるヒートアイランド現象。路上の体感温度は軽く40度を超えていると思う。インドでもこんな暑さは経験しなかった。

室内や車内に居ることを前提に街全体が作られている。それでも、どうしても屋外でやらないといけない仕事もある。これからどうなっていくんだろう。なんか本当に恐ろしい。

大阪天満宮近くで去年、小ぶりでかわいい青い朝顔を見つけたので、枯れて種子になるのを待っていくつかタネを取ってきた。それを母が今年になって植えたのがようやく花を咲かせ始めた。小さくて可愛い。見ているだけで何となく涼しく感じるから不思議。(周りに生えた雑草のように見えるのは、立派な猫草。タマジ用。)

先日さなぎの乗馬大会で行った阪神競馬場には、もう萩の花が咲いていた。

もうちょっとの辛抱かな。

8月 15, 2010

生田の森

生田の森の御神木
亀ちゃんを須磨の水族園に届けに行った日は、太陽ギラギラの灼熱の日だった。

亀ちゃんの表向きの飼い主であるサナギは信州に行って留守だったため、それ以外のメンバー、帰省中の妹と甥っ子、母と私の4人で行ってきた。できたばかりの「亀楽園」も見てきた。なかなかいい施設だった。

水族園の亀スタッフは、何故かみんな綺麗なお姉さん達で、そのうちの一人が、うちの亀ちゃんを引き取ってくれた。たくさん亀の先客がいて、中には30センチほどに成長したのもいた。あんなに大きくなられたら、うちでは絶対に無理!無責任な話だけど、引き取ってもらえて良かったと本気で思った。綺麗なお姉さんたちは、次々と持ち込まれる亀たちを素手で処理していく。さすが。

でも、家に帰って、からっぽになった水槽と静かなベランダを見ると、やっぱり一抹の寂しさを感じる。ベランダ仲間を失ったタマジはどう思っているんだろう...知る由もない。

亀ちゃんを託した後、用事があってみんなで三宮に。とにかく暑い日で、ちょっとでも日なたに出ると焦げそうだった。陽に当たるだけで疲れそうな強い日差し。特に、まだ1歳になったばかりの甥っ子には負担だろうと思い、ひと休みするための涼しい場所をと探していた。

建物の中に入ると冷房が効きすぎていて、外との温度差で余計に疲れる。何とか屋外で涼しい場所はないものか...と歩いていると、目の前に「生田の森」という看板が!ああそうか、生田神社の裏口だ!早速入ってみた。

おお、涼し~い!!大きな御神木がたくさん生えた小さな森の中は本当に涼しかった。木というのは、こんなにも冷却効果があるんだと感動。蚊の多さには閉口したが、長ズボンをはいていれば大丈夫。これぞ都会のオアシス。

長く神戸に住みながら、生田神社には縁がなかった。きっと表側からしか見たことがなかったからだろうと思う。裏側にこんなに素敵な森があったなんて!気のせいか、森に入ると呼吸が急に楽になる。やっぱり酸素が多いのかもしれない。

森の中のかわいい小道は、甥っ子の歩行練習にうってつけだった。

8月 07, 2010

亀ちゃんとの別れ

亀ちゃんと明日お別れすることになった。

大阪府池田市の住宅街の道端で拾われたミドリガメ。4年前の夏、わが家にもらわれてきた。タマジがうちにやってくる少し前のことだった。最初は「ちゃんと世話する」と約束した青虫も、自分自身に忙しく、さらにタマジがうちに来てからはそっちに夢中で、亀ちゃんは次第にベランダの隅に追いやられた。

それから4年。特に可愛がられることもなく、かといって捨てられもせず、持ち前の強靭さで4回の冬を越してきた。最初はほんの10センチにも満たないほどだった亀ちゃん、今ではもう20センチほどになっている。その間、2回水槽をより大きいものに買い換えた。水道のないベランダで飼っているため、毎週の水換えがかなりの負担になってきていた。

そこへ願ってもない朗報!なんと、須磨の水族園がミドリガメを募集しているというのだ。母が新聞で見つけた。小さな記事だったが、母は見逃さなかった。母にとっても亀ちゃんの存在は小さな負担になっていたようだ。いい形でお別れできそうで、私も母も大喜び。

タマジを慕い、ベランダを歩くタマジの姿を見かけると、水槽から出て(というか落ちて)、必死でタマジを追いかける。タマジもまんざらでもない様子で、亀ちゃんが自分の尻尾に手をかけるまで悠々と寝転んでいる。でも、それ以上近づくと、ぴょんと高いところに逃げてしまう。まあ、なかなかいい関係だった。

爬虫類が苦手は私にとっては、亀ちゃんの世話は苦行のようなものだったが、哺乳類とはかけ離れた亀の生態を、ほんの4年でも観察できたことは、貴重な体験として覚えておきたいと思う。特にあの冬眠。冬のあいだ、5ヶ月間も何も食べずに生きている。春になるとちゃんと元気になる。想像を超える現象だった。

甲羅にいっぱい藻がくっついて文字どおり「みどり亀」になっても、ある日きれいにツルツルになっている。甲羅が成長して、古い甲羅が全部めくれるからだ。めくれた甲羅は全部ちゃんと「亀甲(きっこう)型」、六角形になっている。甲羅がめくれるのは日光浴の後と決まっている。亀ちゃんがせっせと日光浴をするのは、そのためもあるのかもしれない。

いろいろと教えてくれた亀ちゃん、どうか「亀楽園」で無事に寿命をまっとうしてください。

写真は、後ろ足をぴーんと上げて日光浴する亀ちゃん。ここから決死の覚悟で飛び降りてベランダを散歩する。そして、水槽に立てかけた梯子を上って自分で水槽に帰ってくる。なかなか頭のいい亀ちゃんだった。

最後まで名前は無かった。

8月 02, 2010

夏ばてタマジ


連日の暑さでバテ気味のタマジ。こっちでドテン。あっちでドテン。寝転んでばかり。一日中ふんにゃりしている。そしてときどき生あくび。餌も食べないし。大丈夫かな...

がんばれタマジ!

8月 01, 2010

夏野菜!

この春から北播磨(兵庫県中南部)にある大学に就職して、一人暮らしを始めた友達のところに遊びに行ってきた。私のふるさと、播磨地方。広がる田んぼと、低くてやさしい山々。今なお健在の里山の風景... ほんの短い間だったけど、久々に自分の原点を確認してきた。

窓を開けると蛙の声が聞こえ、朝起きるとヒグラシが鳴いている。畑には夏野菜に混じって小菊や百日草が植えられて、にぎやかな彩りを添えている。槿(ムクゲ)、芙蓉、クサギの花... 懐かしい。

ヒグラシの鳴く中、露天風呂にも入ってきた。地元野菜を使った美味しいイタリアンも堪能した。やっぱり田舎は何ともいえず豊かだな~と感じる。

そして、田舎へ行くと一番楽しみなのが、新鮮な野菜・果物の生産者直接販売。友人宅の近くにも、やはりそういう場所があって、農家の人が手塩にかけた野菜がところ狭しと並んでいた。自分で育て、自分で値段を決めて、自分で出荷できるお店。そういうお店があちこちに増えているようだ。売る側にとっても、買う側にとっても、本当に有り難い。

今回のいちばんの収穫は桃!瑞々しくて、めちゃくちゃ甘い。桃といえば岡山だが、播磨の桃もなかなかすごい。ほかにも、きゅうり、トマト、まくわ瓜、ニガウリ、紫タマネギ、茄子、甘長唐辛子、オクラ、黒豆の枝豆、などなど、いーっぱい買いこんで意気揚々と帰ってきた。

さて、これから生のトマトを贅沢に使ったスルメイカのペスカトーレと、甘長唐辛子の炒めものと、ゴーヤ炒めを作るぞ!それと、もちろん播磨もろみの「もろきゅう」。 ああ、これぞ豊かな食卓。夏野菜万歳!