7月 28, 2007

夏!

いつのまにか梅雨が明け、すっかり夏に。

セミが鳴き、百日紅(さるすべり)が咲き乱れ、タマジがのびている。大阪は連日、灼熱の地獄。でも、実はこの異常な暑さはけっこう好き。

朝、すでに相当な暑さで、道に人影はなく、セミだけがうるさく鳴いているようなとき、突然、子どもの頃の夏休みを思い出す。あの独特の雰囲気。時が止まったようなけだるさ。宿題など、やることは山積みなのに、それら全てを放っておいて、連日ひとりで、朝早くから近所に蝶々を取りに出かけていた。ひとりで蝶を求めて徘徊する夏の朝には、何となく甘美なムードがあふれていた。誰も知らない、私だけの楽しみ。木と、花と、蝶と、私だけの時間。なつかしい。

ところで、この度、別ブログの Thinking Women が完結いたしました。この話に興味を持ってくださった方がいて、その人に翻訳のまずい箇所などを適宜指摘していただき、ちょこちょこ訂正しながらアップしていきました。(まだ訂正が済んでいない章もありますが。) 

もし、読んでくださっていた方がおられましたら、また感想などお聞かせ下さい。コメント欄に書き込んでくださればと思います。翻訳で分かりにくいところなどありましたら、それもご指摘下さればと思います。どうぞ、よろしく。

7月 11, 2007

グリーン・チャツネ


写真は、コリアンダー(香菜)の花。ベランダに植えてある。こんなに可憐な花を咲かせるとは知らなかった。いつも、お店で、まだ花の咲いていない、ミツバのような姿のときにしかお目にかからないので。


コリアンダー、あるいは香菜、あるいはシャンツァイ、あるいはパクチー。 ちなみに、我が家での呼び名は「カメムシ」(匂いが似てる)。 このたび、わけあって、この香菜を大量消費する必要に迫られた。安かったのでつい買いすぎたのだ。そこで思い出したのが、インド時代によく作った「グリーン・チャツネ」(緑のソース)。作り方は簡単。

みじん切りにした香菜と、すりおろしたニンニク、たっぷりのレモン汁、塩、砂糖を混ぜるだけ。本来そこに、飛び上がるほど辛い青唐辛子のみじん切りも入れるのだが、あいにく日本では手に入らない。かわりに普通のシシトウを使ってもいい。たまに辛いのが混じってることがあるから、それを使えばなおいい。

この緑のソースは、揚げ物によく合う。てんぷらにもよく合うし、から揚げ類にも合う。味ががらりと変わるのだ。油っこいものでも、このソースがあればどんどんお腹に入ってしまう。あと、焼き魚や焼き鳥にもよく合う。料理がぐっとグレードアップしたような錯覚に陥る。冷凍しておけば結構保存もきくので、香菜を買いすぎたときは、レモンを買ってきて、これを作っておくと便利かも。でも、あんまり香菜を買いすぎる人なんていないかな...

7月 08, 2007

タマジの誕生日



7月7日七夕の日は、タマジの誕生日。とうとう満1歳になった。猫で1歳といえば、もう大人。タマジの成人、じゃなかった成猫のお祝いに、青虫の友達が来てくれた。いつもの阿修羅ちゃんと姫ちゃん。特に姫ちゃんは、タマジのことが大好き。3人で、「タマジのお誕生日会」が計画され、実行された。

まずは、タマジへのプレゼント。姫ちゃんは、音が鳴るネズミのおもちゃと、キャットフードをたくさん。阿修羅ちゃんは、コウモリやカニ、ネズミなどのフィギュアと、なんと手作り布団!そして、青虫は、本物の鳥の羽根を使ったリアルな小鳥。上の写真は、プレゼント一覧。下の写真は、阿修羅ちゃんにもらった布団で寝ているところ。ちゃんと枕を正しく使っているところがにくい。

みんなで一通り、それらのおもちゃで遊ばせ(タマジはちょっと引き気味だったが)、会食。唐揚げ、ポテトフライ、おにぎりというガキんちょ向けの定番メニュー。タマジにはなんと、明石の天然鯛!(ばあちゃんからのプレゼント)。その後、天気が良かったので、みんなで水遊びしたあと、ついでにタマジにもシャワー。びしょぬれになったタマジをみんなで笑って(ひどい...)、そのあと、ガキどもは勢いづいて学校の開放プールへと流れていった。

タマジにとっては嵐のような一日だったが、他の部屋に逃げたりしなかったところを見ると、まんざら嫌でもなかったのだろう。けっこう小さな子たちがわいわいやっているところに、一緒に居たがる。まあ、タマジの誕生日をいいように利用して、結局自分たちが遊んだわけだが、まあなかなか良い日になったのではないだろうか。私もタマジもくたくたになったけど。